「ごはんを食べないトラブル」はどのママも経験すること!
離乳食初期は、さまざまな食材を口にするようになり、はじめての食べ物の味や食感、香りなどの感覚が珍しく、パクパク食べてくれます。
しかし、ある日を境に全く食べてくれなくなった!という話は、よくあるものです。
お皿をひっくり返したり、口からべーっと吐き出したり。
いわゆる遊び食べや、好き嫌いが出てくるのは、1歳前後の子どもに多く見られます。
子どもの"食べない"に悩んだら、まず試してみたいことを早速チェックしてみましょう。
0〜1歳の「食べない」トラブル対処法①子どもが一人きりで食べるのを避ける
まだ、スプーンやフォークを上手に使えない子どもの食事は、作るのも食べさせるのも一苦労。
ついつい食べさせることに必死になり、自分の食事は後回し、というママも多いですよね。
気づけば、パパがいない時間帯の食事は、「子どもが一人きりで食べている」という状況にも陥りがちです。
大変であっても、ママも自分のごはんを食卓において、「美味しいね」と言い合いながら食べてみましょう。
今まで食べてくれなかった子どもも、ママが食べているものに興味を示して、手を伸ばしてくるかもしれません。
ママの食事も、子どもが食べられるようなものを用意すれば、一緒に分け合うことができます。
それでも食べない!という場合であっても、子どもにとっては、ママと楽しく食事をしているということ自体が、嬉しい時間になります。
ぜひ、一緒に食卓を囲んでみてください。
0〜1歳の「食べない」トラブル対処法②自分で食べたい気持ちを伸ばしてあげる
つかみ食べは、自分で食べたいという気持ちの表れのひとつ。
自分でやりたい気持ちがあるにも関わらず、ママが横から食べさせようとスプーンを運んでいると、「イヤ!」とお皿をひっくり返してしまうことも。
一度イヤイヤがはじまると、何でも「気に入らない!」となってしまうことだってある、1歳前後。
食べこぼしが多かったり、時間がかかったりしても、まずは自分で食べたいという気持ちを、大切にしてあげましょう。
0〜1歳の「食べない」トラブル対処法③よそ見はお腹がすいていない証拠かも?
忘れないでおきたいのは、子どもはお腹がすいたら食べる、ということです。
食事中に遊びだしてしまうのは、「今はあまりお腹がすいていない=満たされている」証拠かもしれません。
子どもによって、食べられる量はさまざま。
これくらいだろう、と大人が用意した量が、毎回その子にとっては多すぎる可能性もあります。
お腹がすいていたら食べるはずなので、遊びだしたら、一度「ごちそうさま」をしてみるのも、いいかもしれません。
そのかわり、食事の時間を終えたら「もう次の食事時間まで食べられない」と覚えさせることが大切。
ぐずるからといって、頻繁にお菓子をあげていては、本当の食事の時間に栄養を摂ることができないので、要注意です。
子どもの食事問題は、悩みも家庭それぞれ。
少食だと思っても、きちんと3食の栄養をバランスよく摂れていれば、それもその子の食事の個性です。
“食事の時間を楽しくする”ということを大きなベースとして、「お腹がすいた」「食べたら美味しい」という気持ちを育ててゆくことが、大切なのではないでしょうか。
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