面倒な工程はばっさりカット!「クイック豚のしょうが焼き」時短定食

毎日の献立、困っていませんか?

おうちごはんは、自由な発想で楽しんで作ってほしいというのが、料理家としての思いです。

今回は、誰でも実践しやすいように、時短で作れる「豚のしょうが焼き」定食の献立とポイントをご紹介します。

料理は組み合わせ次第で広がるもの
自由な発想で楽しもう♪

「あ~、今日のごはんどうしよう!」

ごはん時が近づくたびに、ため息をついていませんか?

毎日のことですから、とっても大変なこと、よ~くわかります。

でも、料理は一番身近なクリエイティブ。

せっかく自分で作って食べるなら、「楽しく」「おいしく」が良いに決まっています。

ルールを知れば、なんてことありません。

「掛け合わせ」と「バランス」を大切に

まずは「材料」×「調理方法」×「味付け」を考えます。

ざっくり決まったら、次は「切り方」です。

切り方によって、柔らかくなったりシャキシャキしたり、または時短調理になったりしますよね。

調理方法は、「炒める」「焼く」「揚げる」「煮る」「和える」

味付けは、「甘辛い」「塩辛い」「酸っぱい」「辛い」

など、挙げたらキリがないほど、組み合わせは無限にあります。

でも、難しく思わないでください。

鶏もも肉が1枚あるなら、まずは食べたい味付けを考えましょう。

甘辛い味にしようと決めたら、調理方法は、

「焼いてテリヤキ?から揚げにして甘辛いタレを絡める?」

といった風に、ひとつの食材から様々な発想が生まれてくるはずです。

今日は揚げ物はパスしたいと思ったら、薄力粉をまぶして、フライパンで焼けばいい。レシピにとらわれないでください。

自分と家族の体調や、食べたいもの、はたまた余裕のありなしで、アレンジして作ればいいのです。

そんなことを言われても……アレンジなんてできない、と思った方!

今回ご紹介する献立で、ちゃんとアレンジできるポイントをお教えしますね。

細切れ肉で作る「クイック豚のしょうが焼き」

豚のしょうが焼きを作る時は、専用の豚肉を買わなくても大丈夫です。

通常は、ちょっと厚めの肉を買って、筋を切って、下味をつけて、フライパンで焼いて……と工程が多いのですが、今回のレシピはとっても簡単!

使う豚肉は「こま切れ肉」。そして、しょうがはすりおろさないですし、下味もつけません。

これでも、立派なしょうが焼きを楽しめます。

《クイック豚のしょうが焼き》

■材料(2人分)
・豚こま切れ肉 200g
・たまねぎ 中1/2個(約100g)
・しょうが 30g
・ごま油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・酒 大さじ2
・しょうゆ 小さじ4
・みりん 小さじ4

■下準備
・たまねぎは、繊維に沿って薄切りにする。
※繊維に逆らって切ると炒めても食感が残りやすいです。

・しょうがは、皮をむいて薄切りにする。
※すりおろさないことで、時短になります。しょうがのパンチが欲しければ、千切りにしてもOK。

■作り方
①フライパンに、ごま油としょうがを入れて弱火にかける。いい香りがしたら、中火で豚肉をさっと炒め、火が通ったらたまねぎも加える。

②砂糖、酒を入れてひと煮立ちしたら、しょうゆ、みりんを加えて、軽くとろみがつくまで煮詰める。

お弁当のおかずとしても、重宝します。

きのこをプラスしたり、仕上げにマヨネーズを加えてもおいしいですよ。

副菜は全体の味や栄養バランスを考えて

メインのおかずができたら、副菜も作れるようになりたいですよね。

基本的に献立は、「味と食材がかぶらないようにする」ということに気をつければOK。

余裕が出てきたら、

「野菜は生と加熱したもの両方。緑黄色野菜と淡色野菜を使う。」

「肉や魚などのタンパク質、ごはんなどの炭水化物も摂る」

この2点も意識すれば、栄養計算ができなくても、バランスのいい献立ができるのです。

作り置きをするときも、このように考えると、飽きることなく1週間を乗り越えられます。

豚のしょうが焼きに合わせる副菜
▶︎1品目「ピーマンとわかめのナムル」

メインの「豚のしょうが焼き」が甘辛い味付けなので、副菜は塩辛いものと、酸っぱいものを選びました。

1品目は「ピーマンとわかめのナムル」です。

海藻は、できたら1日1回は食べたい食材なので、これも覚えておきましょう。

■材料(2~3人分)
・ピーマン 3個
・乾燥わかめ ひとつまみ
・A 塩 小さじ1/8(親指と人差し指でつまむ×約2回分)
・A ごま油 大さじ1
・A 白すりごま 大さじ1

■下準備
・ピーマンのヘタとワタを除いて、縦に棒状に切る。
・わかめは水(分量外・かぶるくらい)で戻して水気を絞る。

■作り方
①ピーマンは熱湯でさっと茹でて、湯を切る。
※こうすることで、シャキシャキの食感を残すことができます。耐熱容器に入れて、電子レンジでチンでも大丈夫です。

②わかめとともにAを和える。

ナムルは、「すりおろしにんにく」を入れることもありますが、しょうが焼きとのバランスを見て、今回は入れていません。

他の料理との相性や、好みで加えてみてくださいね。

豚のしょうが焼きに合わせる副菜
▶︎2品目「レンチンきのことトマトのじゃこポン酢和え」

きのこを耐熱容器に入れて、塩・酒をふって電子レンジでチン。

これだけでも、サラダの具にしたり、あたたかい内にバターで和えたり……といろいろ使えますよ。

■材料(2人分)
・お好みのきのこ(ミックスしても) 150g
・塩 少々
・酒 小さじ2
・プチトマト 4個
・ちりめんじゃこ ひとつまみ
・かつお節 適量
・ポン酢 小さじ2程度

■下準備
・きのこは小房に分ける。
・プチトマトを横半分に切る。

■作り方
①耐熱容器にきのこを入れて、塩・酒をふり、ラップをして、電子レンジ600Wで2分加熱。

②粗熱を取り水気を切ったら、プチトマトと一緒に、ちりめんじゃこ・かつお節・ポン酢で和える。

バランスのとれた献立のできあがり!

あとは、大根と大根の葉の味噌汁をつけて、完成!

タンパク質、炭水化物はもちろん、プチトマトやピーマン、大根の葉で緑黄色野菜が、大根で淡色野菜が摂れます。

プチトマトは生のまま、その他の野菜は加熱しています。

味付けも、甘辛い(しょうが焼き)、塩辛い(ピーマンとわかめのナムル)、酸っぱい(きのこのポン酢和え)と、被らずに作れました。

ちょっと意識するだけで、バランスの取れた献立をチャチャッと作れますよ♪
いかがでしたか?

ぜひ、試しに作ってみてくださいね。

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この記事を書いた人

神田 依理子/料理家

神田依理子(かんだ えりこ)

【肩書き】
料理家・料理教室eriko cooking salon主…

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