他の子どもと比べるのはいけないこと?ハッピーになれる育児のコツ

Baby&Kids / Life style

子育てをしていると、必ずと言っていいほどお母さんに生まれる感情。それは、

「うちの子はちゃんと育っているの?」
「問題はない?」
「他の子と比べてどうなの?」

ではないでしょうか。

特に第一子の場合は、すべてが初めてのことばかりで、他の子どものことが気になり、不安がたくさんありますよね。
そこで今回は、自分の子どもと他の子どもを比べても、お母さんも子どももハッピーになれる育児のコツをお伝えします。

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他の子どもは気になってしまうもの

一歳前までは、市区町村が主催する乳幼児健診で、子どもの心身の成長状態を確認したり、相談することができます。

しかし、それも数か月に一度ほど。

ベビー教室などの習い事を始めたり、児童館などの集まりで定期的に他のお友達と会うようになると、どうしても気になるのが自分の子どもと他の子どもの違いです。

「○○ちゃんはもう歩いているけれど、うちの子はまだ歩いていない……。」

「△△くんはもうオムツが取れたと言っていたけれど、うちの子はまだ失敗ばかり……。」

自分の子どもの「できていないところ」が気になってしまい、他の子どもと比べて成長が遅いのでは?などと不安に思うこともあるでしょう。

"個人差があるので、他の子とは比べないようにしましょう"といった考え方もありますが、本当に他の子どもと比べるのはいけないことなのでしょうか?

いいえ。本当は、他の子どもと比べてもいいんです。

他の子どもと比べることも実は大事!

他の子どもと比べることは、自分の子どもの成長・発達状態を客観的に見ることに繋がります。

自分の子どもが、同じ月齢や年齢の子どもと比べてどのような位置にいるかを把握することは、親として大事なことです。

同じ月齢や年齢の子どもが集まる場に行く機会があるのであれば、自分の子どもだけでなく、他の子どももよく見るようにしましょう。

比べてもOK!大切なのは優劣の判断をしないこと♡

自分の子どもと他の子どもの成長に違いに気づいた時、大切なのは、そこで優劣の判断をしないことです。

何でもよく食べる子どもでも、トイレができるようになるのに時間がかかることもあれば、好き嫌いが激しく食事には困る子どもでも、おしゃべりが上手になるのが早かったりもします。

できないからダメ、といったことは決してありません。子どもの成長にも個性があるのです。

できる、できないの客観的な判断はしても、そこで優劣の判断をしないようにしましょう。

子育てにおいて一番大切なことは、お母さんが子どもを受け入れていること、そして、それを子どもが感じられることです。
何かができたり、できるようになったことは褒めてあげるべきですが、それができなくても、ダメということはありません。
その子どもなりのペースで成長していますので、他の子どもと比べてできないことがあっても、優劣の判断はNG。

子どもが、お母さんから受け入れられていると感じられるように、たくさんスキンシップや言葉で愛を伝えて、お母さんも子どももハッピーになれる育児をめざしましょう♡

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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柴田裕美子
Cocoro table主宰
二児の母

臨床心理士、食育インストラクター
おうちパンマスター
ホームパーティー検定3級


こんにちは。柴田裕美子です。
心理学と食育の知識、自身の子育て経験を活かして、お母さんたちがハッピーになれる育児のコツをお伝えしていきます♡
よろしくお願いいたします。

<経歴>
大学、大学院で心理学を専攻。
大学院修了後、大学病院の精神科治療に携わり、メンタル不調の予防には正しい知識と理解が重要であると実感し、メンタル不調の予防に興味を持つ。
その後、メンタル不調の予防とこころの健康増進を目指し、働く人のカウンセリング、企業でのセルフケア研修実施やメンタルヘルス対策考案などに従事。出産を機に退職。

プライベートでは一男一女の母。
人を良くすることを育むのが食育であるという服部幸應先生の考え方に共感し、食育の勉強を始め、食育インストラクター取得。
食事はからだを作り、食卓は心を育む、という考えの下「こころを豊かにする」をテーマに、日々の食卓を心理学的視点から考える食卓育講座を開催中。

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