■今どき小学生の宿題事情について
低学年の宿題は計算、音読、書き取りから始まり、小学校2年へ進級すると、掛け算を学び、九九の暗唱も加わります。
掛け算を含む計算と書き取りができないと、中学年以降の授業についていけず、将来の選択肢が狭くなるのは言うまでもありません。
それを避けるためにも、低学年の段階で学習の土台をしっかり作ることが大切です。宿題を通して、子どもの得手不得手を必ず確認しましょう。
また、民間の学童に入っていると、学童のスタッフの方が子どもの宿題のケアもする場合もあります。
けれども学校側としては、親子のコミュニケーションを取る意味でも、忙しくても親が何らかの形で宿題を見てほしいと願っています。
特に音読は、自宅でやってもらうよう、促されています。
宿題対策①▶学校の時間割をコピーしスケジュールを「見える化」!
学校から児童へ配られる時間割は、ランドセルのふたの裏側のクリアポケットに入れることが多いですよね。
ワーママのアイデアは、時間割をコピーしておくこと。
帰宅後の宿題のタイムスケジュールを考えるためにも、ママの分も家のプリンターなどでコピーしておくと良いでしょう。
コピーした時間割を冷蔵庫のドアなどに貼って「見える化」することによって、頭と目でしっかりとインプットできる効果もあります。
時間割の「見える化」で、時間配分がスムーズに行えます。
宿題対策②▶音読は帰宅後の早い時間帯で
宿題の定番「音読」は、避けたくても避けられないものです。
音読の宿題を夜の9時以降という遅い時間に行うと、親子で疲れが出てしまい、眠くなってしまうことも……。
なるべく、帰宅後の早い時間で行うことをおすすめします。
できれば、ママが夕飯の準備をする間や片付けをしている時など、「ながら家事」の時間に音読を確認すると良いでしょう。
家事もできて、音読も聞けて、一石二鳥!やってみる価値はありそうですね♪
宿題対策③▶子どもの自立心を育むためにも宿題の優先順位を考えさせる
学校から与えられた宿題には、早く終わるものも、ボリュームがあって時間がかかりそうなものもあります。
どのようなやり方をすれば、無駄な時間が生じず、スムーズに宿題をこなせるか、子ども自身に考えさせる機会を与えることも大切です。
宿題の優先順位について考えることで、学齢が上がったときに、時間配分が上手になります。
宿題対策④▶生活リズムに慣れたらタイマーも活用
限られた時間で物事をこなすトレーニングも兼ねて、宿題をするときにタイマーを活用することもおすすめです。
30分、1時間……と、課題をこなす時間に制限を設定してみましょう。
入学して間もない時期は、新生活や宿題にあまり慣れていないので、少し様子を見てから、タイマーの導入を考えましょう。
タイマーを使って宿題をしているという共働きのご家庭では、勉強するときは集中する、遊ぶときは遊ぶといったように、日常生活にメリハリがついたという声もあります。
ぜひタイマーを用意して、試してみて下さいね♪
忙しいワーママにとって、帰宅後のすべきことがたくさんある時間に宿題をみるのは、大変かもしれません。
ぜひ、先輩ママのアイデアを参考にしてみてくださいね♪
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