今の時代「第二子は産むべき」なの?夫婦間のトラブルにも……!

Baby&Kids / Life style

2人どころか、4〜5人の子供がいる家庭が普通だった、祖父母世代。でも今は、1人っ子の親の約80%が、2人目の出産をためらっているとも言われる時代です。
第二子を産むべきかどうかのコンセンサスが夫婦間で取れていないと、トラブルになる可能性もあります。
第二子をどうしようかと悩んでいる方へ向けて、悩むべきポイントなどをご紹介していきましょう!

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矢萩 可南
矢萩 可南
2019.05.09

第二子は産む?産まない?悩むべきポイント①金銭面

子どもが1人増えるということは、学費をはじめ、子どもにかかる支出が2倍かかるということ。

高校卒業までにかかるお金は約500万円、大学を考えるとプラス1人100万円はかかると言われています。これが2倍になると、1200万円。

学費以外にかかる支出も考えて、それを夫婦で稼げるかどうか、じっくり話し合う必要がありそうですね。

支出の面で考えれば、出産した時点で、お金の使い方をゼロから見直すと良いでしょう。

優先順位が低い支出を減らしたり、見直したりすることで、子育て資金、教育資金を捻出できるか検討します。

お金がかからなくても楽しめる環境を整えるのも、手です。

第二子は産む?産まない?悩むべきポイント②キャリア

第一子が保育園に通い始めて職場復帰をしたママにとって、第二子を産むことは、また育休を取らざるを得ないことを意味しています。

復帰して半年〜1年経たずに妊娠が発覚、というケースも多いといいます。

育休を取るということは、また職場から離れるということ。

男性同等に、正社員で定年までバリバリ働きたいと思っているママにとっては、今後のキャリアを脅かす可能性があるのも事実です。

ある程度のキャリアや信頼関係を築いてから第二子を産むのか、それとも自分本位で育休から戻ってまたすぐに育休に入るのか、これは考え方次第です。

いずれにしても、夫婦間での話し合い、自分が仕事やキャリアに対してどのように考えているのかを明確にする、良い機会なのではないでしょうか。

第二子は産む?産まない?悩むべきポイント③保活問題

「保育園落ちた」という現状を訴えるブログが国会でも取り上げられた、2016年。

待機児童問題について、声を上げるママたちの様子が報道されました。

やっとの思いで第一子を保育園に入れたのに、「また第二子のために、活動をしなければいけないのか……」と肩を落とす人が多いのが現状です。

1人っ子を育てる20~40代の女性の約60%が、「保活がなければ、もう1人子どもが欲しいと考えている。」というデータもあります。

待機児童の数が増えたため、「第二子を優先的に上の子と同じ保育園に入れるシステム」がなくなる自治体が出てきたり、より子育てがしやすい地域を探し、移り住むという選択肢を取る人が増えています。

〜第二子を設けた多くの人が幸せを感じているという現実♡〜

以上、もう一人産むかどうか悩んだときに考えるべき、主なポイントをご紹介しました。

では、実際に出産を決断した人の思いを覗いてみましょう!

実は、第二子を設けた人の9割強が幸せを感じているというデータがあるそう。

理由の内訳で多いのは、「家族が多い方が賑やかで楽しくなったから」と「子ども同士で遊べるようになった」。

次いで、「子ども同士で成長するから」「子どもが将来支え合えるから」という理由が続きます。

「なるほど!」と、納得してしまう理由ばかりですよね。

ママやパパに兄弟がいると、「兄弟の良さがわかるからこそ、作ってあげたい。」と思うケースも多いようです。

「たくさん悩んで出した結論だからこそ、幸せを感じる。」ということもあると思います。
子どもが一人、また一人……と増えることは、大きな責任を伴うことなので、夫婦でよく話し合って考えていきたいですね♡

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