「お粥ダイエット」をおすすめする理由と痩せる仕組みについて
きれいなスタイルを保つことは、女性の永遠の課題ですね。
そもそもダイエットとは、単なるサイズダウンや体重減少を目的にするのではなく、健康的な体を維持することを指します。
お粥には短期間で痩せられる効果があると言われています。
水分でかさ増しされているため、カロリーが低くなる傾向にあり、普通のごはんに比べて、同じ量のお米でも満足感が違います。
また、消化吸収が早いため血糖値が上がりやすく、少量でも満腹感を得ることができます。
このことから、徐々に胃が小さくなっていくということに繋がるのです。
またお粥は、「お米と水分」でできていることから、通常の食事よりも腸を通過する速度が早くなります。
そのため、お粥に含まれている水分が途中で吸収されることなく大腸に届き、溜まった便を出しやすくしてくれる効果が期待できるのです。
お粥がダイエットに向いていると言われるのは、このようなことから、自然と体重が落ちやすい体になるため。
「挑戦してみたいけれど、お粥だけという食事は辛い」という方は、夕食のみをお粥にしてみましょう。無理せず試してみてくださいね。
(ただし、もともとやせ型の方に同様の効果が出るわけではなく、体質や生活習慣による個人差がありますので、ご自身の体に合った方法を行ってください。)
「お粥ダイエット」のメリット・デメリット
「お粥ダイエット」のメリットとしては、カロリーが低い点と、消化吸収が良く、体を温めてくれるということがあります。
胃腸が弱っているときや、食欲のない時におすすめです♪
デメリットとしては、"噛まない"ということがあります。
流し込むように食べてしまいがちになり、水分をたくさん吸わせてかさ増ししているので、満腹感が持続しないのです。
改善方法としては、
・炊く時間を短くして米粒の形を少し残す
・雑穀を加えて炊く
どちらも"噛む"ということに重点を置いていますので、ダイエット効果が期待できます。雑穀を加えることにより、栄養も補強されます。
お粥を食事のメインにすると、栄養分(たんぱく質・ビタミン・ミネラルなど)が不足しがちになるので、上手にトッピングを利用しましょう。
玄米のお粥は、一度炒ってから炊くと香ばしくなりますし、小豆などを一緒に炊いても◎
もしもお粥を作りすぎたら、玉ねぎやベーコンを炒めて加え、水分を飛ばすように煮込み、粉チーズやこしょうでリメイクするのも、おすすめです。
ちょっとだしを効かせて、お塩を入れるのも美味。じっくりことこと煮たお米をゆっくり味わう……。たまには食事の時間で、ゆっくりと自分のココロと体に向き合うのも大切なことですね。
もちろん、体質で合う方も合わない方もいらっしゃると思います。お粥ダイエットも、お粥だけを食べる方法をおすすめしているわけではありません。
いつも食べるごはんを
・おかゆにする
・玄米にする
・冷やごはんにする
・雑穀米にする
など、同じ「ごはん」でもパターンを変えて、あなたに会う「ごはんを我慢しなくていい方法」を見つけてみてくださいね。
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