自家製甘酒の作り方
豊富な栄養価に注目が集まる甘酒ですが、市販のものには砂糖が加えられているものが多く、品質を維持する為に高温で加熱処理がされているものがほとんど。
そのような場合、麴菌は死んでしまい、米麹が持つ本来の栄養価は失われてしまっています。
そこで今回は、米麹の栄養価を効率良く得られ、簡単にできる「自家製甘酒」の作り方をご紹介します。
離乳食後期から口にできるノンアルコール甘酒なので、家族みんなで栄養を補給できますよ。
【用意するもの】
・米麹 100g
・餅米(白米でもOK) 1/2合
・炊飯器
・水 適量
・調理温度計
・保存用の清潔な瓶やタッパー
【作り方】
①炊飯器に餅米を入れて、お粥を作ります。餅米が無い場合は白米でも大丈夫ですが、餅米の方が甘さとコクが出るのでおすすめです。
②お粥が炊き上がったら、水を約100ml程度を足して、温度を60度位にします。
温度計が無い場合は、清潔な指を入れて5秒ほど我慢できる温度がベストです。
③お粥全体が60度程度に冷めたら、パラパラにほぐした米麹を加えて混ぜます。
炊飯器は保温にしたまま、蓋を開けておきます。ほこりなどが入らないようにふきんやタオルを掛けておきましょう。
④③の状態を8時間〜10時間キープし、たまに覗いて温度チェックをしながら、かき混ぜます。
お水を加えて温度を下げたり、炊飯器の蓋を10分程閉めて温度を上げるなどして、調整します。
⑤時間が経ったらそのまま冷まし、お好みによりブレンダーにかけます。
ブレンダーにかけることで滑らかになり、子どもにも食べさせやすくなります。料理にも使いやすくなりますよ。
⑥清潔な容器に入れて、冷蔵庫で保存します。米麹の成分は、低温にしても発酵が少しずつ進むため、5日程度で使い切るようにしましょう。
火や包丁を使わないので、子どもと一緒に作れるのも魅力です。一緒にワクワクしながら完成を待てば、できあがったものも進んで飲んでくれるはずです。
自家製甘酒の活用法
米麹から作る自家製甘酒は100%ノンアルコールなので、離乳食期の1歳前後の赤ちゃんから安心して飲ませることができます。
米麹から作る甘酒には、ビタミンB群のほか、葉酸やアミノ酸、ブドウ糖などの栄養成分がたっぷりと含まれています。
食物繊維も豊富なため、便秘がちな女性や子どもにも嬉しい効果を期待できます。
さらに米麹から作る自家製甘酒は、お米のでんぷん質を発酵パワーで糖化させていますので、甘みが強いのも特徴的。
そのまま飲むのも良いですが、ぬるめに温めた牛乳や豆乳と割って飲んだり、料理に加えるのがおすすめです。
照り焼きチキンや煮物などを作る時に、みりんやお砂糖代わりに甘酒を用いることで、お肉やお魚を柔らかくしてくれる効果もあります。
スイーツ作りに活用するのもおすすめです。
写真は、フィリングに、たっぷりの甘酒と卵を混ぜたカボチャとリンゴのパイ。クリーミーでしっかりと甘みのあるスイーツに仕上がりました♡
まずは3週間自家製甘酒を飲んでみよう♡
朝食前に、豆乳や牛乳と割って1杯飲んだり、普段、料理で使う味醂やお砂糖を甘酒にシフトさせるなどして甘酒を取り入れた食生活を、まずは3週間実践してみましょう。
保存料を使っていないため、5日程で飲みきるくらいの量を作るのがベスト。
発酵した米麹のおかげで、お通じが良くなったり、寝起きが良くなるなどの変化が実感できてくるかもしれません。
また、天然の甘味成分なので、健康的なおやつ代わりとしても気軽に飲むことができます。腹持ちも良いので、ダイエット中の方にも嬉しいドリンクに♪
飲み続けることで、肌荒れ解消や免疫力アップも期待できるといわれています。ぜひ試してみてくださいね。
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販売サイトをチェック夜寝る前に炊飯器にセットしておけば、翌朝から美味しくいただける、米麹を使った自家製甘酒。
ぜひご家庭でも、家族みんなで試してみてくださいね♡
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