子どもがつばを吐くときに気をつけたいこと①理由を探ろう
子どもがつばを吐く理由には、さまざまなものがあります。
- 嫌なことがあったとき
- ママの注意を引きたいとき
こんなタイミングでも、子どもがつばを吐くことがあります。
子どもの行動を観察し、いつ・どんなタイミングで、どんな感情でつばを吐いているのかを、注意してみましょう。
発達障害や自閉症などの有無にかかわらず、つばを吐く行為が感情表現の一つとなっている可能性もあります。
子どもがつばを吐くときに気をつけたいこと②叱るタイミング
マナー的にもいただけない、「つばを吐く」という行為。
大人から子どもに注意をするのは、つばを吐いた直後がベストタイミングです。
小学生くらいなら、多少きつめでもいいですから、「つばを吐くことはよくないこと」だと、粘り強く伝えましょう。
叱らないでいれば、大きくなるにつれて問題が大きくなるばかり。
叱るときには真剣に、しっかりとダメな理由を伝えていきましょう。
子どもがつばを吐くときに気をつけたいこと③気持ちを伝える他の方法を教える
不安や嫌な気持ちから、つばを吐く行為に及んでいるようなら、子どもに代わりの感情表現の手段を教えてあげることも、改善策の一つです。
「嫌なことがあったら、嫌って言えば伝わるよ
「遊んで欲しいときには、『遊ぼう!』って言ってごらん」
そんな風に、親が具体的につばを吐く以外の手段を教えてあげることで、つばを吐く必要がなくなっていくはずです。
子どもがつばを吐くときに気をつけたいこと④もしかしたら愛情不足かも?
いくら注意をしても、つばを吐くことをやめないなら、それは、子どもが愛情不足を感じているサインかもしれません。
子どもは、汚い言葉使いや、つばを吐くなど、親から叱られる行動を敢えてとることで、親の目を引き、愛情を確認しようとすることがあります。
日頃から愛情を感じられるよう、ハグや親子のふれあいの時間をしっかりと持つことで、子どもの気持ちも安定し、問題行動が減ります。
頭を悩ませていた、子どもの「つばを吐く」行為の裏には、上手に伝えられない気持ちが潜んでいることも……。
お行儀が悪いからと叱るだけでなく、どうしてつばを吐くのか、その背景をしっかりと考えて、親としても適切な対応をしていきたいですね。
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