「つばを吐く……」そのとき子どもへ教えなくてはいけないことって?

Baby&Kids / Life style

子育てをしていて、子どもの「つばを吐く」という行為に悩むママも、実は多いのだそう。
汚い・お行儀が悪いという意識がまだ身についていない子どもにとって、つばを吐くことが、遊びの一環となってしまっていることも……。
我が子がつばを吐くときに、親として、どのようにしてやめさせたらいいのかを考えてみましょう!

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子どもがつばを吐くときに気をつけたいこと①理由を探ろう

仲良くハグする子どもたち出典:www.shutterstock.com

子どもがつばを吐く理由には、さまざまなものがあります。

  • 嫌なことがあったとき
  • ママの注意を引きたいとき

こんなタイミングでも、子どもがつばを吐くことがあります。

子どもの行動を観察し、いつ・どんなタイミングで、どんな感情でつばを吐いているのかを、注意してみましょう。

発達障害や自閉症などの有無にかかわらず、つばを吐く行為が感情表現の一つとなっている可能性もあります。

子どもがつばを吐くときに気をつけたいこと②叱るタイミング

父親に叱られる女の子出典:www.shutterstock.com

マナー的にもいただけない、「つばを吐く」という行為。
大人から子どもに注意をするのは、つばを吐いた直後がベストタイミングです。

小学生くらいなら、多少きつめでもいいですから、「つばを吐くことはよくないこと」だと、粘り強く伝えましょう。
叱らないでいれば、大きくなるにつれて問題が大きくなるばかり。
叱るときには真剣に、しっかりとダメな理由を伝えていきましょう。

子どもがつばを吐くときに気をつけたいこと③気持ちを伝える他の方法を教える

ママの膝に乗って読み聞かせをしてもらっている女の子出典:www.shutterstock.com

不安や嫌な気持ちから、つばを吐く行為に及んでいるようなら、子どもに代わりの感情表現の手段を教えてあげることも、改善策の一つです。

「嫌なことがあったら、嫌って言えば伝わるよ
「遊んで欲しいときには、『遊ぼう!』って言ってごらん」

そんな風に、親が具体的につばを吐く以外の手段を教えてあげることで、つばを吐く必要がなくなっていくはずです。

子どもがつばを吐くときに気をつけたいこと④もしかしたら愛情不足かも?

みんなでベッドに横になる家族出典:www.shutterstock.com

いくら注意をしても、つばを吐くことをやめないなら、それは、子どもが愛情不足を感じているサインかもしれません。

子どもは、汚い言葉使いや、つばを吐くなど、親から叱られる行動を敢えてとることで、親の目を引き、愛情を確認しようとすることがあります。

日頃から愛情を感じられるよう、ハグや親子のふれあいの時間をしっかりと持つことで、子どもの気持ちも安定し、問題行動が減ります。

頭を悩ませていた、子どもの「つばを吐く」行為の裏には、上手に伝えられない気持ちが潜んでいることも……。
お行儀が悪いからと叱るだけでなく、どうしてつばを吐くのか、その背景をしっかりと考えて、親としても適切な対応をしていきたいですね。

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小内はじめ

おしゃれなもの、DIY、ふらふら一人旅が大好きなフリーライター。
手を動かすことが大好きで、可愛いものを見ると「作れないかな?」と作り方を考え始めるのがクセ。
海外のセンスいいアイデアをちょっぴり暮らしに取り入れることに幸せを感じて日々爆走中です。