【小学生】登下校の暑さ対策に!熱中症と日焼けを防ぐおすすめの方法&グッズ

Baby&Kids / Life style

とにかく暑い夏。子供が登下校で外にいる時間は、熱中症や日焼けも心配になりますよね。ひどいときは、ランドセルがあたる背中・肩あたりが汗だくなことも……。
ここでは、小学生の登下校中の暑さ対策に役立つ情報をご紹介。家にあるものでお金をかけずにできる方法や、日差しを遮ったり体を冷したりする便利グッズを取り上げます。
暑さが厳しい時期でも元気いっぱいに毎日通学できるよう、ママパパがサポートしてあげてくださいね♪
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あんみつ
立花恵
2024.05.14

【登下校の暑さ対策】小学生でも今すぐ始められる10の方法とポイント

校庭を歩く小学生たち出典:www.shutterstock.com

猛暑が続く日本の夏。ちょっと外に出るだけでも暑すぎるので、熱中症に日焼け予防と、いろいろ気遣っている人も多いですよね。

子供は元気といえど、暑さ対策は重要です
小学生にもなると一人で登下校するようになり、親の目が届かない心配なシーンが増えます。暑い夏も元気に通学できるように、さまざまな対策を練っておくのがおすすめです。

まずは、家にあるものや今使っているグッズで行う登下校の暑さ対策をご紹介します。お金をつかわず、今すぐに実践できることもありますよ♪
親のサポートも必要ですが、小学生の子供が自分でもできる方法やポイントも取り上げています。

登下校の熱中症対策①帽子・日傘で物理的に日差しをシャットアウト

焼けるような暑い夏の日差しは、帽子や日傘を使って物理的に遮るのがおすすめです。

学校指定の帽子がある場合もありますが、自分で用意する場合は、ばが広かったり首回りも覆ったりと、広範囲をカバーできるタイプのものがおすすめ。熱がこもりにくい素材や、水で濡らしてひんやりする冷却系帽子ならつけ心地も爽やかです。
視界が悪くならないよう、きちんと家で安全な被り方を確認しておいてくださいね。

紫外線カット率が高い日傘は、昨今の猛暑の影響で使用OKの学校も増えています。
日傘は効率的に日差しを遮り、体感温度も下がるので、ぜひ利用したい暑さ対策アイテムのひとつ
でも片手が塞がる上、視界が悪くなって危険なことも……。子供が一人で上手に傘を持って、歩けるようになってからだと安心です。

登下校の熱中症対策②日陰になっている道を歩く

登下校中は、なるべく日陰・木陰になっている道を歩かせましょう
日が高い時間帯はもちろん、夕方でも蒸し暑さが続くので、少しでも安全で涼しい道を日頃から一緒に探しておくのがおすすめです。
大人よりも背が低い小学生は、照り返しにも注意。土・砂などが多い公園や道路だと、影響も少なくなります。

登下校の熱中症対策③水筒の飲み物は多めに用意してこまめに補給

水を飲む子どものイメージ出典:www.shutterstock.com

水分補給は、こまめに行うことが大切です。
喉が乾いてからだけではなく、乾く前からも飲み物を摂取するぐらいがベスト。子供は汗をかきやすいので、積極的に水分を摂ることを習慣化させましょう。
猛暑が続く時期は、凍った飲み物や氷入りの水筒もおすすめですよ。

たくさん水やお茶を飲むためにも水筒は、普段よりも多めのタイプの準備を。
あまり飲まないからという理由で小さい容れ物を使っている場合でも、夏は容量が大きいものを選んでみて。きちんと飲んでくれれば、それだけでも熱中症予防に繋がります。

登下校の熱中症対策④服は涼しい素材やUV加工済みのものを

毎日学校に着ていく服も、素材・デザインなどによって暑さ対策になり得ることも。

たとえば綿やリネンは、通気性の良い天然素材なので、湿度が高く暑い夏も爽やかに着ていられます。スポーツ仕様の速乾性が高いものや冷感タイプなど、機能性が高いシャツやパンツもおすすめ♪
日除けには、上から羽織るUVカットのパーカーなどが便利です。

他にも着る服を選ぶポイントとしては、ふんわりとしたワンピースや、ゆったりめのサイズ・デザインなどで風通しよく着れるものもおすすめです。
逆に体にぴったりとしたデザインや厚みのある素材、光を集めやすい黒色は、汗が冷えたり、熱がたまりやすくなったりするので注意してください。

また、登下校時はアイスリングの使用もおすすめです。

登下校の熱中症対策⑤疲れたら涼しくて安全な場所で休む

図書館を利用する女の子のイメージ出典:www.shutterstock.com

最短距離・最短時間での登下校が理想ですが、暑い夏は無理しないことも大切です。
疲れたら、涼しくて安全な場所で休憩を挟むよう、伝えてくださいね。

日陰のある公園ももちろん良いですが、コミュニティセンターや図書館などの公共施設は、学校帰りの小学生でも立ち寄りしやすい場所。冷房も効いていて、万が一具合が悪くなったときにも周りに大人がいるベストな環境です♪

登下校の熱中症対策⑥暑い時間帯の登下校なら送迎・付き添いも視野に

お母さんとこども出典:www.shutterstock.com

小学生だと、学年や曜日、行事などによって早く帰ってくることもありますよね。
一般的に紫外線量が多いとされる時間帯は正午前後がピーク。朝方・夕方と比べて日差しが強く、熱中症予防や日焼け対策からも早めの下校の日は要注意です。
可能であれば、親が車・自転車で送迎するのも選択肢に入れてみて。

また暑い時間帯に限らずですが、登下校はお友達やママ・パパと一緒に行うのがおすすめ。異変を感じたときに一人だと危険なので、誰かしら周りにいる状況が望ましいでしょう。

登下校の熱中症対策⑦万が一の対処方法を教えておく

何かあったときにも子供がパニックにならないよう、万が一のときの対処方法を話し合っておきましょう。

具合が悪くなったときには、速やかに涼しい場所に移動し、水分・塩分を摂りながら休むこと
熱がこもっているときは、脇や首、足の付け根などの熱がこもりやすい部分を冷して、体をとにかく冷やすことが大切。場合によっては、周りの友達・大人に助けを求めることも重要ですよ。
また普段から子供にはGPSを持たせたり、親の連絡先をランドセルのわかりやすい場所に記しておいたりするのもおすすめです。

そして、子ども自身も熱中症について知っておくのが◎
知識があれば、子供も危機感を持てるかもしれません。

熱中症は軽症・中等症・重症とに分かれ、中等症以上は病院への搬送が必要になってくることが大半。
症状としては大量の発汗・めまい・筋肉痛(軽症の主な症状)に始まり、体がぐったりする・頭痛・吐き気・嘔吐(中等症の主な症状)を経て、意識不明・痙攣・歩行困難・高体温(重症の主な症状)となり、どんどん悪化していきます。
熱中症は症状が進行するのが早いので、異変に早めに気づくことが重要ですよ。

登下校の熱中症対策⑧暑さに備えた体づくり

冷やした野菜出典:www.shutterstock.com

大人も子供も暑い季節を元気に過ごすには、栄養バランスの取れた食事を1日3食きちんと摂ることが基本です
肉魚などのタンパク質をはじめ、ビタミン・ミネラルを多く含む野菜・果物も忘れずに。特におすすめなのは栄養成分が豊富な旬の食材で、夏ならきゅうりやトマト、なす、かぼちゃ、スイカなどが挙げられます。

注意したいのは、暑いからといってアイスやジュースばかり飲食すること。体は冷やしすぎると、胃腸に負担がかかり消化不良・食欲不振に繋がることもありますよ。

食事以外にも、生活リズムを整えて睡眠をしっかり摂ること冷房の効いた部屋ばかりにいないで適度に汗をかいて耐性をつけることも大切です。

登下校の熱中症対策⑨塩分チャージも大切

夏になると、スーパーなどの店頭に塩タブレット・塩あめなどが増えてきますよね。
これは汗とともに流れ出てしまう塩分を補給するためのもので、“塩分チャージ”は熱中症対策に欠かせないキーワードの一つ。特にスポーツ後など大量の汗をかいたときに、効率的に塩分を摂取ができます。

基本的に登下校のときは、水分補給だけでも十分。塩分は、普段の食事からでも必要な量が摂れています。
逆に塩分が含まれた食材をたくさん食べてしまうと、食べ過ぎになってしまうこともあるのでご注意を。

猛暑が続けば、何が起きるかわかりません。子供が学校や遊び、習い事から帰ってきたときに、たくさん汗をかいていたら、適宜あげられるように家に常備しておくといいかもしれませんね。
必要と感じる場合は、学校に確認を取りつつ、持たせてあげるとよいでしょう。

登下校の熱中症対策⑩日頃からの子供の体調を観察しておく

話し合う親子のイメージ出典:www.shutterstock.com

子供の体調は、日頃から観察しておくのがおすすめです。
体温測定はもちろん、顔色や具合が悪いところがないかを確認してくださいね。特に小学校低学年ぐらいだと、本人が自覚していないこともあります。何か異変を感じたら、無理させないようにしましょう。

冷やす&日除け!小学生が登下校するときにおすすめの暑さ対策グッズ6選

続いてご紹介するのは、夏の登下校のときに役立つ暑さ対策グッズです。
冷やしたり日除けできたりする便利アイテムで、熱中症・日焼けを予防しましょう♪

基本的に学校に持って行っても問題ないようなものや、昨今の猛暑対策に持ち込みOKの学校が増えているものをメインに取り上げています。

(※気になるときは、学校に事前確認をしておくと安心です。)

通学時の暑さ対策グッズ①SUO アイスリング

アイスリング出典:item.rakuten.co.jp

アイスリングは、首につけて首周りを冷やすアイテム。熱中症対策にぴったりです。

「SUO(すお)」の『ICE RING(アイスリング)』は約28℃以下で自然凍結が始まり、ほどよいひんやり感が持続。冷凍庫なら約10分で固まります。
結露しないので首につけやすく、また何度でも繰り返し使用可能。毎日の登下校で使うグッズとしても経済的ですよね♪

小学生ならSサイズ(首回約25cm)ですが、高学年以上や大きい子だとMサイズ(首回30cm)が良いことも。
デザインは可愛い系・かっこいい系・無地などいろいろ揃っています。子供のお気に入りがきっと見つかりますよ。

SUO アイスリング(Sサイズ)

¥3,080〜

アイスリングケース出典:product.rakuten.co.jp

アイスリングは下校時にはぬるくなってしまうこともあるので、アイスリング専用のケースを使うのもおすすめです。

アイスリングケース

¥385〜

通学時の暑さ対策グッズ②冷感タオル

冷感タオル出典:item.rakuten.co.jp

『冷感タオル』は、水に濡らしてから絞って数回振るだけで、ひんやりするタオルのこと。
小学生ぐらいでも使いやすく、登下校の暑さ対策グッズにぴったりです。繰り返し使えるので、遊びに行くときやスポーツをするときにも役立ちますよ。

こちらの冷感タオルはマイクロファイバー素材で、サイズは縦約80cm×横約30cm。
コンパクトなシリコン収納ケースがついているので、ランドセルに引っ掛けて簡単に持ち運びができます。
首に軽く巻いたり、暑くなった顔・頭を冷やしたり、汗をかきやすい脇・背中を拭いたりして、暑さをしのぎましょう♪

冷感タオル

¥1,180〜

通学時の暑さ対策グッズ③ランドセル用メッシュパッド

ランドセル用メッシュパッド出典:item.rakuten.co.jp

小学生のお供といえばランドセル。夏はランドセルのあたっている、背中や肩あたりの大量の汗が気になりますよね。
特に背中は汗がたくさん出る体幹部なので、事前に対策を練っておきたいところ。

おすすめなのは『ランドセル用メッシュパッド』を使って、ランドセルと背中のあいだのムレを防ぎ、サラっとした状態をキープすることです。
こちらは水分をため込まない生地で、すぐに汗を拡散・放出。猛暑の登下校中も、ベタベタ感を防ぎます。

東レの開発した“クールモーション”素材が採用され、接触冷感機能も備わっています
取り付けやすく、洗濯後の乾きが早いのもメリットです。

ランドセル用メッシュパッド

¥1,463

通学時の暑さ対策グッズ④アイスポケットハンカチ

ルランルラン アイスポケットハンカチ出典:item.rakuten.co.jp

家にある保冷剤は、そのままでは持ち歩きにくいこともありますよね。そんなときは、保冷剤を入れられるようなポケット付きのハンカチを利用するのがおすすめですよ。

「Lelan Lelan(ルランルラン)」の『アイスポケットハンカチ』は、サイズがぴったりな保冷剤付き♪
登下校中なら、首の後ろや脇などにピンポイントに当てながら冷やせば、熱中症対策にもなります。

ハンカチを折りたたんでいるときは、約11.5×8cm(Sサイズ)ととてもコンパクトなのも魅力!
可愛いらしい柄の内側は防水布になっているので、保冷剤がとけだしたときにも安心です。

ルランルラン アイスポケットハンカチ(Sサイズ)

¥760

通学時の暑さ対策グッズ⑤nakatani 子供日傘

nakatani 子供日傘出典:item.rakuten.co.jp

広い範囲で日差しを遮る暑さ対策グッズといえば、日傘

こちらの子供日傘は、老舗の傘専門メーカー・「中谷(nakatani/なかたに)」さんが販売しているキッズ向け。嬉しい低価格で、学校がOKならぜひ使ってほしいおすすめアイテムです♪
晴雨兼用ですが、遮光率・UVカット率99.9%と高品質で、登下校の日焼け対策として最適ですよ。

親骨の長さが約55cmで、適用身長は120〜135cm程度なので、高学年以上や身長が高い子は必要に応じてもう少し大きい日傘を選んでもいいかもしれませんね。
折り畳みではありませんが、その分操作は簡単!実際に使っている小学生も多いようですよ。

nakatani 子供日傘

¥1,980〜

通学時の暑さ対策グッズ⑥日除けになる帽子

日除けになる帽子出典:item.rakuten.co.jp

帽子は手軽に日除けができて、熱中症・日焼け対策の定番グッズ
動き回る子や、日傘はちょっと……という場合にも役立ちます。

帽子は子供の好みのデザインを選ぶのがおすすめですが、夏に被るなら、つばが広くて紫外線カット効果があるものや涼しいメッシュ素材などが最適♪
最近では冷却系帽子も人気で、水につけて軽くしぼるだけで、ひんやりとしたつけ心地になります。

おしゃれな見た目が増えているので、子供が毎日でも被りたがるような、お気に入りの帽子を見つけてくださいね。

 

小学生は登下校の暑さ対策をして熱中症・日焼けをしっかり予防♪

学校に行く子どもたちのイメージ出典:www.shutterstock.com

登下校中の暑さ対策をしっかり行えば、熱中症や日焼けの予防にも繋がります。
日陰になっている道を歩いたり、こまめに水分補給をしたりするなど、これからすぐに始められることも多いですよ。冷やす&日除けグッズも取り入れて、子供が元気いっぱいに暑い夏を乗り切れるようにしましょう!

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立花恵

東京在住元気な男の子2人のアラサー母です!家族と過ごす時間や旅行、美容、カフェスイーツ、お得なことが大好きです。