思わず卒倒……!?「ナス」で作る簡単なのに大絶賛のトルコ料理とは

Gourmet / Recipe

ナスはトルコではポピュラーな野菜。盛んに調理されているため、レシピも豊富です。
中でも「Imam Bayıldı(イマム・バユルドゥ)」は、直訳すると「イマム(宗教指導者)が卒倒した」という意味をもつ料理。
今回はそんなイマム・バユルドゥのレシピをご紹介するので、ぜひご家庭でも挑戦してみてくださいね!

― 広告 ―
ごん太郎
ごん太郎
2025.09.19

イマム・バユルドゥとは

イマム・バユルドゥ出典:stock.adobe.com

イマム・バユルドゥは、ナスを使ったトルコ料理です。
宗教指導者のイマムが“あまりの美味しさに卒倒した”という伝説が由来になっているんだとか。

ナスの中心にトマトや玉ねぎ、ニンニクなどの野菜をたっぷり詰め、じっくりと煮込んで野菜の甘みと旨味を引き出して、一般的に冷製で提供されます。

シンプルなレシピで驚くほどの美味しさが楽しめるのが魅力。
ベジタリアンやヘルシー志向の方にもぴったりです。

イマム・バユルドゥ▶材料

ナスのヘタ

材料

  • ナス(小ぶり)  2本
  • オリーブオイル 適宜
  • トマト(缶詰でもOK) 1個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • コーン 10g
  • ニンニク 1片
  • 白ワイン 50cc
  • 鷹の爪 1本
  • 塩 1g
  • 砂糖 小さじ1
  • レモン汁 少々

ナスは縦に長いと調理しづらくなります。
米ナスのように小ぶりで太めのものを選ぶと作りやすいですよ。

イマム・バユルドゥ▶作り方

ナスの準備

  1. ナスの下準備:ヘタの伸びている部位を切ったら縦2つに切り、皮を剥きます。皮の面は頂点になる部位を残して左右を剥きましょう。
    水にさらしてアクを抜きます。
  2. ナスを焼く:オリーブオイルを引いたフライパンにナスを入れ、蓋をして弱火で蒸し焼きにします。
    皮がこんがりと焼けるくらいが目安です。
    別の料理のついでに、揚げたりオーブン焼きしても◎
  3. 詰め物の準備:トマトとたまねぎを粗みじん切りにします。
    また、にんにくはみじん切り、タカの爪は薄く小口切りにしてください。
    オリーブオイルでたまねぎ、にんにく、鷹の爪を炒め、たまねぎが半透明になったらトマトとコーンを加えて、汁気が少なくなるまで煮詰めていきましょう。
  4. ナスに詰める:ナスの断面に縦に薄く包丁を入れ、切れ目からナスを広げます。そこに、できるだけぎゅうぎゅうになるように詰め物を入れましょう。
  5. 煮詰めて仕上げる:ナスをフライパンに戻し、白ワイン・塩・さとう・レモン汁を加えて弱火で煮汁が少なくなるまで煮詰めます。
    煮汁がなくなってきたら皿に盛り、冷蔵庫で冷やして完成です。

イマム・バユルドゥ▶美味しい食べ方

イマム・バユルドゥ

イマム・バユルドゥを食べる際は、冷蔵庫で数時間冷やすのが一般的。
こうすることで、野菜の旨味を一層引き立たせることができます。

食べる直前にヘタを切り落としておくと、食べやすくなるのでおすすめです。
パセリを散らして彩りを添えると、さらに華やかになりますよ。

手軽に作れるトルコ料理でいつもの食卓に変化を♪

ケバブ出典:stock.adobe.com

トルコ料理は中華料理・フランス料理と並ぶ世界三大料理。日本ではあまり馴染みがありませんが、イマム・バユルドゥは、その手軽さと味わい深さから世界中で愛されています。
特に暑い季節にはひんやりとして、一層美味しく感じられるのが魅力です。ヘルシーなイマム・バユルドゥのレシピに、ぜひご家庭でも挑戦してみてくださいね!

ライター・管理栄養士ごん太郎

◆ライター・管理栄養士 / ごん太郎

管理栄養士歴15年。趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。
コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。
得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

― 広告 ―
ごん太郎

管理栄養士歴15年、趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。いつか自分でビールでビール醸造所を夢見てライター業務に取り組んでいます。得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連のものです。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。