【リアル給与明細】24歳、検査技師の場合
プロフィール
24歳、女性
病院の検査技師
▼現状
仕事内容は、検査業務全般。
労働時間は月141時間、残業は3時間程度。
ボーナスは51万円程度。
【相談内容】生活費でお給料が消えてしまいます。収入を上げて貯蓄へまわしたいです。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い？低い？
質問者さんは、今のお給料では生活費でいっぱいいっぱいだと感じているのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約407万円になります。
一方、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の臨床検査技師の平均年収は約359万円*です。
*……参考：厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
このことから、質問者さんのお給料は平均よりも高い水準と言えそうです。
生活費に消える収入を貯蓄へまわす具体的な方法って？
質問者さんは、生活費でお給料が消えてしまい、貯蓄に回せないことに悩んでいるのですね。
現在、検査技師として年収が407万円というのは、平均よりも高い水準です。
そのため、転職はあまりおすすめできません。
なぜなら、転職で収入ダウンするリスクが高く、収入面では今の職場にいる方が有利だからです。
そこで、転職以外の方法で収入を増やすことを考えてみましょう。
①副業にチャレンジ
収入を上げるには、副業がおすすめです。
臨床検査技師は専門的なスキルを持っており、オンラインでの健康アドバイスや医療に関連するライティングなど、スキマ時間で稼ぐ手段がたくさんあります。
質問者さんの場合は残業時間を入れても労働時間が144時間程度と少ないので、副業の時間を作りやすいでしょう。
②臨床検査技師としてスキルアップ
臨床検査技師としてスキルアップする方法でも収入増加につながります。
専門資格の取得や、最新技術に対応できる知識を身につけることで、昇給やボーナス増加を期待できる職場も。
例えば、細胞検査士や超音波検査士といった追加の専門資格取得は、より高い評価を受けるチャンスになりますよ。
まとめ
・平均よりもお給料が高い今の職場を離れることはあまりおすすめできません。副業やスキルアップで収入を増やし、貯蓄にまわすことをおすすめします。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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