不祝儀袋と筆ペン

ずっと間違えてたかも……。香典袋は『筆ペン』がNGって本当?【葬儀のマナー】

Baby&Kids / Life style

お通夜やお葬式など、大人なら知っておきたい葬儀のマナー。
「相手に失礼になったらイヤだな……」「非常識と思われたくない」人は、ぜひ参考にしてみてください!
今回は、香典袋(不祝儀袋)で使う文房具についてご紹介します。

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ばしみく
ばしみく
2025.05.20

香典袋(不祝儀袋)に適切な文房具は?

香典袋出典:stock.adobe.com

お通夜やお葬式で渡す香典袋(こうでんぶくろ)
不祝儀袋(ぶしゅうぎぶくろ)と呼ばれることもあります。

故人へのお悔やみの気持ちを込めて、お供えする金品のことです。

葬儀の香典袋は、『薄墨の筆ペン』で書くのが一般的です。

もちろん、毛筆で書くのも良いでしょう。
毛筆の場合でも、水分量を多くした薄い墨を使います。

ボールペンや鉛筆は、使用しません。

ただし中袋には、黒墨の筆ペンやサインペン、ボールペンなどを使っても問題ありません。

中袋は、遺族が差出人の情報を確認するためのものです。
この理由から、薄墨の筆ペンでなくてもOKとされています。

なぜ、『薄墨の筆ペン』なの?

葬儀、不祝儀袋出典:stock.adobe.com

薄墨の筆ペンには、「訃報の知らせで、悲しみの涙がこぼれ墨が薄くなった」という意味があります。

「故人を偲び、追悼する気持ちのあらわれ」とされているので、香典袋の表袋には薄墨の筆ペンを使いましょう。

薄墨の筆ペンは、コンビニや100円均一ショップでも売られています。

薄墨を使用するのは、基本的にお通夜告別式だけです。
初七日は葬儀と同時に執り行われることが多いため、薄墨の使用が一般的。

薄墨は、「急いで駆けつける必要がある葬儀だけ」と覚えておくと良いでしょう。

葬儀には、さまざまなマナーがあります。
香典袋の書き方もそのひとつ。
礼儀正しい行いは、相手へ敬意を払い、気持ちに寄り添う意味合いがあります。
この機会に、しっかり押さえておきましょう!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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ばしみく

旅行・グルメ・温泉・スキースノーボード・景勝地・料理など楽しいことが大好きなママライターです。
何気ない暮らしの中でのささやかな幸せを大事にしています。
毎日、仕事に、家事に、育児に、趣味に、がんばる女性のみなさんを応援したいです!みなさんのお役に立つ情報や、ほっと心が休まる記事をお届けできたら嬉しいです。