女性の喪服の選び方
まず初めに、女性の喪服の選び方をご紹介します。
初めて購入する方も、改めてきちんとした喪服を用意しておきたい方も、ぜひ参考にしてくださいね。
喪服の選び方①準喪服がベター
喪服には、以下の3種類があります。
- 正喪服(せいもふく):喪主と親族(三親等まで)が着用する。パンツスーツ以外のブラックフォーマル。
- 準喪服(じゅんもふく):弔事や法事で一般的に着用される。ワンピース、アンサンブル、スーツなどのブラックフォーマル。
- 略喪服(りゃくもふく):急な訃報に着用することが多い。ブラックフォーマル以外の黒、紺などの地味な色のワンピース、スーツ。
万が一、喪主や親族の立場になった場合も、正喪服ではなく準喪服を着用しても差し支えありません。
そのため、今後のために喪服を用意しておきたいなら、準喪服を購入すると良いでしょう。
喪服の選び方②袖丈とスカート丈に注意
喪服を着るとき、肌の露出が多いのはマナー違反です。
スカート丈は膝が出ない長さ、袖丈は肘が隠れる長さのものを選びましょう。
また、パンツスーツは避けるのがベター。略喪服にあたり、急なお通夜などでない限りはおすすめできません。
ワンピースやスカートスーツ、アンサンブルを選ぶようにしてくださいね。
喪服の選び方③喪服以外の小物も揃えて
喪服以外に必要な小物も、合わせて用意しましょう。
- パンプス:黒色で艶の少ないもの。
- バッグ:黒色で艶や金具の装飾が少ないもの。
- 袱紗(ふくさ):慶弔両方に使用できる紫色のものがおすすめ。
- 数珠:あらゆる宗派で使える片手数珠がおすすめ。
- パールネックレス:白か黒。大きさは約8cm、長さは約40cmほどのもの。
- ストッキング:薄手の黒いもの。タイツはNG。
- ハンカチ:黒い薄地のものがベター。
喪服を購入するときに一式揃えてしまうことをおすすめします。
喪服はどこで買う?買う場所別の特徴
喪服の購入場所には、以下のようなものがあります。
- 紳士服店
- 百貨店(デパート)
- ショッピングモール
- 量販店
- 通販サイト・ネットショップ
それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
紳士服店
『AOKI』や『洋服の青山』などの紳士服店には、レディースの取り扱いもあります。
サイズ展開が豊富にあり、質の高い喪服が手に入るのがメリットです。また、小物類も合わせて一式購入できるのも◎
ただ、デザインが少ないのはデメリットかもしれません。
20代で初めてのスーツを購入する際に、喪服を一緒に購入するのもおすすめです。
また、自宅などの近くにあれば、急に必要になったときでも買いに行きやすいですね。
百貨店(デパート)
着る機会が少ない喪服は、長く使えるように品質の高いものを選びたいですよね。
その場合は、やはり百貨店がおすすめです。専門のスタッフがニーズに合わせた喪服を提案してくれます。
でも、価格が高めになることもあるため、予算に余裕がある方におすすめです。
ハイブランドの喪服を探している40代や50代の方は、百貨店で購入することが多いようです。
ショッピングモール
『イオン』や『ららぽーと』などのショッピングモールにも、フォーマルウエアの売り場や専門店があります。
価格帯が幅広く、安い喪服からブランドのものまで揃っているのが特長です。
さまざまなデザインやサイズの品揃えも豊富で、自分にピッタリの一着を見つけることができるでしょう。
近くに店舗がない方にとっては、急ぎで購入したい場合には不向きかもしれませんね。
量販店
安い喪服を探しているなら、『しまむら』や『ゆめタウン』などの量販店がおすすめです。店舗数も多いので、急ぎで買いたいときにも◎
でも、品揃えは多くなく、質が良いものはあまりないかもしれません。30代以上の方は慎重に選ぶようにしましょう。
また、『ユニクロ』での購入を考えている場合は注意が必要です。
略喪服として着用できるようなスーツやワンピースなどのみの取り扱いになっています。
通販サイト・ネットショップ
通販サイト・ネットショップでも、レディース喪服は購入できます。
自宅で気軽に喪服を選び買うことができるのは、大きなメリットです。
多くの通販サイトやネットショップでは、サイズやデザインのバリエーションが豊富で、価格も比較的リーズナブルです。
試着ができないのがネックですが、最近では別料金で試着ができるところもありますよ。
【レディース喪服】人気ブランドおすすめ3選
ここからは、おすすめの喪服をチェックしましょう!
まずは、レディース喪服の人気ブランドを3つご紹介します。
組曲 NOIR
レディース喪服の人気ブランドの一つめは、『組曲 NOIR(ノワール)』をご紹介します。
ほど良い可愛さと上品さのあるブラックフォーマルは、初めての一着にもぴったりです。デザインはシンプルなので、長く使えるでしょう。
自由区 FORMAL
『自由区 FORMAL(フォーマル)』は、人気ブランドである自由区のフォーマルライン。シンプルながらセンスの良さが光るブラックフォーマルが揃っています。
単品のジャケットやスカートもあり、上下で違うサイズを選びたい方におすすめですよ。
form forma
『form forma(フォルムフォルマ)』は、イオンモールやららぽーとなどに実店舗のあるレディースフォーマルブランドです。マルイのオンラインショップにも取り扱いがあります。
上質でデザイン性の高いブラックフォーマルを取り扱っていて、20代・30代・40代〜の幅広い年代から支持を集めています。
【レディース喪服】通販ショップおすすめ3選
なかなかお店に買いに行く時間がない方や、幅広い選択肢から喪服をチョイスしたい方は、通販ショップでの購入がおすすめです。
人気の喪服通販ショップをご紹介するのでチェックしてみてくださいね。
フォーマル専門店 メアリーココ
『フォーマル専門店 メアリーココ』は、フォーマル専門店だけあって品揃えが豊富。
20代向け・30代向け・40代以上向けと年代に合わせて検索することができ、自分に合った喪服を見つけやすいでしょう。
試着チケットを利用することで、気になる喪服を3着まで自宅で試着することができるのも嬉しいですね。
Lurco
『Lurco(ルルコ)』は、レディースフォーマル専門オンラインショップです。
営業日の16時までに注文すると、翌日に配達してくれるので、急いでいる場合にも◎(41都府県対応)
また、テレビ電話でのオンライン接客サービスもあり、「本当は店舗で買いたいけど近所にない」という方におすすめです。
nina’s
安いけどセンスのいい喪服を探しているなら、『nina’s(ニナーズ)』で探してみて。テレビドラマや映画で使われたおしゃれな喪服も買うことができます。
“はじめてのフォーマル5点セット”は、喪服(ジャケット&ワンピース)・バッグ・パールネックレス・数珠・袱紗までセットになっているので、文字通り初めての購入や一度に揃えたい方におすすめです。
喪服は自分に合った場所で一式揃えておくと安心
喪服を選ぶときに大切なのは、故人を偲ぶ気持ちや家族の意向を尊重しながら、自分自身も快適に過ごせる服装になるかどうかです。
マナーやセンスを意識しながら、自分に合った場所で購入しましょう。
ぜひこの記事を参考に、ご遺族に寄り添える喪服を選んでみてくださいね。
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