30代と40代夫婦の《リアル家計簿》手取りを増やしたい……。扶養を抜けて働くべき?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな家計簿を大公開。家計簿の収入と支出の内訳から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【30代・40代夫婦】
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2025.05.16

【リアル家計簿】30代・40代夫婦の場合

30代と40代夫婦の家計簿

家族構成

夫……30代、会社員
妻……40代、パート

【相談内容】手取りを増やしたいので転職するか迷っています。税金は最小にしたいのですが、扶養を抜けて稼ぐべきなのでしょうか……

解説するのは……

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

「扶養を超えると損」は本当?知っておきたい税金の仕組み

GOODポイント

質問者さんのご家庭では、月々の保険料が5千円とのこと。
必要な保障内容をしっかり選べていることが前提ですが、一般的に保険料は月5,000〜10,000円程度に収めるのが適正とされています。
その範囲に収まっている点から、バランスの取れた保険の入り方ができていると言えるでしょう。

気になる支出項目をチェック

一方で、月収40万円に対して支出が40万2千円と、わずかに赤字になってしまっている点は少し気になるところです。
ご夫婦ともに働かれている今は、将来に備えて貯蓄をしやすい「お金の貯めどき」と言える時期です。
今のうちから、収入の範囲内で生活する習慣を身につけていけると安心ですね。

扶養の範囲内で働かないと損?

2025年分から、所得税がかかり始める年収の基準が103万円から160万円に引き上げられました。
質問者さんの年収がこの基準を超える場合でも「税金がかかるから働かない方が得」とは限りません。
むしろ、しっかり稼いだ方が最終的な手取り収入は多くなるため、必要以上に税金を気にしすぎず働くことをおすすめします。
また「扶養の範囲を超えると収入すべてに税金がかかる」と誤解されがちですが、実際には超えた分にのみ
一度に多額の税金が引かれるわけではありませんので、安心してくださいね。

まとめ

悩んでいる女性出典:stock.adobe.com

・保険料は月5,000〜10,000円程度に収めるのが適正。

・ご夫婦ふたりとも働いている今は「お金の貯めどき」。貯蓄の癖を今からつけて。

・扶養の範囲を超えても、しっかり稼いだ方が最終的な手取りは増える。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

ほかの家庭の家計簿は……

【参考】30代夫婦、3人家族出典:4yuuu.com

【参考】40代夫婦、3人家族出典:4yuuu.com

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
コンタクトはメールアドレスsinobu037@gmail.comまで♡