【リアル給与明細】29歳、中間管理職の場合
プロフィール
29歳、男性
物流 中間管理職
▼現状
仕事内容は物流倉庫での指導、研修。
ボーナスは年間50万円。
労働時間は月136時間、残業は月18.2時間程度。
【相談内容】ストレス発散のための外食費が高くて貯蓄できません。奨学金や車のローンの返済も残っています。
解説するのは……
◆ゆきFP
FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。
質問者さんの年収は平均より高い水準
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、25〜29歳男性の平均年収は429万円*であるのに対し、質問者さんは約473万円と平均を大きく上回っています(※月給に12を掛けて賞与を足して計算)。
*……参考:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」
20代でありながら中間管理職として働かれていることもあり、給与水準は高いようです。
しかし、質問者さんは支出が多くて貯金できないとお悩みとのこと。
外食費との向き合い方、奨学金や車のローン返済と貯蓄のバランスについて詳しく解説します。
外食費の減らし方
質問者さんは、外食がストレス発散になっており、貯金ができないとのこと。
まずは、外食費の予算を決めましょう。
目安があることで、計画的に貯蓄しやすくなりますよ。
外食費を多めに確保するためには、ほかの予算を削る必要があります。
お金の使い方にはメリハリが重要です。
また、外食以外のストレス発散方法を探す方法もいいですね。
ウォーキングや自宅での筋トレ、読書など、お金があまりかからない趣味もあります。
しかし、無理をしすぎると余計にストレスがかかり、外食費がかさむ可能性も。
できる範囲で取り組んでみてください。
奨学金と車のローンと貯蓄のバランスは?
質問者さんは、奨学金やローンの返済と貯蓄のバランスにもお悩みのようです。
結論を申し上げると、返済を続けながら、少しずつ資産運用を始めることをおすすめします。
なぜなら、奨学金や車のローンの金利は比較的低く設定されている一方で、資産運用の利回りはそれ以上に期待できるからです。
奨学金等を返済しながらも資産を増やすことはできるので、少額から検討してみてください。
まとめ
・外食費は事前に予算を決めておく。
・お金のかからないストレス発散法を見つけてみて。
・奨学金等を返済しながらも資産運用を始めるといいでしょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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