【貯蓄額】47歳、女性の場合
プロフィール
47歳、女性
フリーランスの講師
夫(50歳 会社員)、子(15歳)との3人暮らし
世帯年収 1,500万円
【相談内容】円高で外貨預金の利息が減った……。低リスクで資産運用できませんか?
「外貨預金で運用して利息を楽しんでいましたが、円高で利息が減ってしまいました。リスクの比較的低い投資信託・外貨預金で資産運用をしていますが、他に低リスクで資産運用ができるアイデアがあれば聞いてみたいです」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同じ40代2人以上世帯の貯金額は、平均が889万円・中央値が220万円*です。
*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年」
質問者さんの資産総額は900万円と、平均値・中央値とも上回っていますね。
円高でも安定収入!お小遣いを増やす低リスク投資法
質問者さんは、外貨預金の利息を楽しんでいたものの、円高で利息が減り、お小遣いが少なくなったことにお悩みなのですね。
低リスクで資産運用を続けつつ、お小遣いとしての収益を増やす方法を考えていきましょう。
投資信託は低リスク運用のベストな選択肢
低リスクで資産を運用するなら、すでに質問者さんが実践されている「投資信託」が最適です。
投資信託は分散投資ができるため、1つの会社や通貨に依存せず、リスクを抑えながら長期的な資産形成ができますよ。
お小遣いになる運用なら「高配当株」がおすすめ
ただし、お小遣いとして定期的な収益を得たい場合は、一般的な投資信託よりも「高配当株」がおすすめです。
通常の長期投資は、資産が増えても運用益を実感できるのはずっと先になりますが、高配当株なら企業が配当を出すたびに利益を受け取れるため、今を楽しむお小遣いとして活用できます。
日本の高配当株で円高リスクを回避
外貨預金や外国株の投資では、円高になると利息や利益が目減りしてしまうリスクも。
そこで、日本国内の高配当株を活用すれば、為替の影響を受けずに安定した配当を得られるというメリットがあります。
ただし、高配当株は優良銘柄を自分でしっかり選定する必要があるので、まずは企業分析をしてから始めましょう。
優良銘柄を選び、リスクを分散することが重要
高配当株の中には、景気が悪くなるとすぐに減配する企業もあります。
そのため、 コロナショックやリーマンショックなどの危機時でも安定して配当を出し続けた企業を選ぶ ことが重要です。
また、 特定の分野に集中投資せず、異なる業種の高配当株を組み合わせると良いでしょう。
リスクを分散することで、より安定した収益を確保できますよ。
まとめ
・低リスクで資産運用したいのであれば「投資信託」が最適な選択です。
・長期の投資信託では運用益を受け取ることができるのはずっと先。高配当株投資であれば、企業が配当を出すたびに利益を受け取れます。
・日本の高配当株を選ぶことで、為替リスクを避けることができます。
・高配当株は優良銘柄選定が大切。異なる業種の高配当株を組み合わせてリスク分散しましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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