【貯蓄額】32歳、女性の場合
プロフィール
32歳、女性
公務員、年収276万円
ひとり暮らし
【相談内容】転職希望ですが、貯金が少なくて仕事が手放せません……
「今のお給料では貯金ができず、仕事を辞めることになったらすぐに生活できなくなってしまいます。転職も考えていますが、今仕事を手放すにはお金が足りません」
現在の資産額の水準は？
質問者さんと同年代である30代単身世帯の貯金額は、平均が594万円・中央値が100万円です。
*……参考：金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］令和5年調査結果」
質問者さんの貯金額は、残念ながら現時点では平均を下回っていると言えます。
焦らず転職！貯金を作りながら収入アップを目指す方法
質問者さんは、転職したくても仕事を辞めると生活が厳しくなることに不安を感じていらっしゃるのですね。
貯金が少ない状態で仕事を手放すのはリスクが大きいため、計画的に進めることが大切です。
家計を見直す
貯金ができないときは「収支の見直し」をし、収入の範囲内で生活する習慣を身につけましょう。
これは家計管理の基本です。
この習慣がなければ転職で収入が上がってもその分を使ってしまい、生活の苦しさが変わらないという事態になりかねません。
少しずつで良いので、通信費やサブスク・食費・ムダな固定費などを見直してみてください。
生活の安定を優先し、計画的に転職を進める
転職を考えるなら、貯金を作りましょう。
収入が途絶えるからと焦ってしまうと、条件の悪い職場を選ぶリスクが。
最低6か月分の生活費を貯めておくと安心です。
また、転職活動は在職中に進め、内定を得てから退職するのが理想的。
「○万円貯まったら本格的に動く」など目標を決めておくと、不安を減らしながら計画的に転職できます。
副業で収入の柱を増やす
転職を急がず、副業で収入を増やす方法もあります。
Webライターやデータ入力、事務代行などをクラウドソーシングサイトで受注すれば、自宅で空き時間に稼げるでしょう。
単発や週末バイトで転職資金を作るのも有効です。
少額でも副収入があれば、貯金を増やしながら転職の選択肢を広げられますよ。
まとめ
・貯金ができないときは家計を見直しましょう。
・転職を有利に進めるために、まずは貯金を。
・副業で貯蓄を増やすことで、転職の選択を広げられるかもしれません。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
ほかの30代の貯金額は……
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