塩昆布は冷蔵NG!常温保存で乾燥状態を保とう
食品を開封したら、とりあえず冷蔵庫へ入れてしまいがち。
しかし、塩昆布は冷蔵保存NGな食品なんです。
スーパーなどで市販されている塩昆布は通常「塩吹き昆布」と呼ばれるもので、醤油などでやわらかく炊いた昆布を乾燥させ、塩をまぶしたもの。
乾燥状態を保って保存する食品なので、未開封・開封後問わず「常温保存」が基本です。
パッケージの裏面にも、「常温保存」であることがしっかりと明記されています。
冷蔵庫に入れると結露が発生し、風味や食感が変わるほか、カビの原因となることもあるので注意しましょう。
塩昆布の賞味期限と常温保存のコツ
塩昆布の賞味期限は一般的に開封前は約半年〜1年と長めですが、開封後は1ヵ月程度が目安。
商品ごとに違いがあるため、買ってきたら必ずパッケージを確認しましょう。
湿気やダニの侵入を防ぐために大切なのは、空気に触れないよう「密閉して保存」すること。
パッケージにチャックが付いていない場合は、チャック付きの保存袋や密閉できる保存容器に移し替えましょう。
また、キッチンの中でも、温度変化の少ない棚や引き出しに保存するのが理想的です。
コンロやオーブンの近くなど、温度が上がりやすい場所は避けてくださいね。
これって腐ってる?見分けるポイント
正しく保存していても、うっかり期限が過ぎてしまうこともありますよね。
そんなときは、食べる前に「腐敗していないか」を必ず確認しましょう。
腐敗した塩昆布は、赤茶色っぽく変色していたり、表面にぬめりが出てベタベタしていたりする場合があります。
また、ツンとした酸っぱい臭いや不快な臭いも腐敗が進んでいる証拠です。
見た目や香りに変化がない場合でも、少量を試食していつもと違う酸味や苦味などを感じたら食べずに廃棄してください。
塩昆布を美味しく長持ちさせよう
ごはんのお供だけでなく、料理の味付けにも便利な塩昆布。さまざまな食材との相性も良く、あるだけで調理の幅がグッと広がります。
正しい保存方法を試して美味しく長持ちさせ、日々の食卓で活用しましょう!

◆ライター / satomi
食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター
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