【リアル給与明細】34歳、金融業の場合
プロフィール
34歳、男性
金融業
▼現状
仕事内容は、営業職の調査役(課長)、マネジメント。
労働時間は月152時間、残業はなし。
ボーナスは280万円程度。
【相談内容】生活に困ることはないので、お給料には満足しています。マイホームが欲しいと思っているので、購入のタイミングについて相談したいです。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約987万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の経営・金融・保険専門職業従事者の平均年収は約883万円*です。
*……参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
このことから、質問者さんの給与は、金融業界という高収入な業種の中でも、さらに上位の水準にあると考えられます。
マイホーム購入はタイミングが大切!計画的に進めるコツ
質問者さんは、生活に困らない十分な収入があり、マイホーム購入を検討されているのですね。
購入タイミングは、家計の状況やライフプランを総合的に見て判断することが大切です。
まずは資金計画を立てる
住宅ローンを組む場合は、 毎月の返済額が手取り収入の25%以内に収まるようにすると、無理なく返済を続けられます。
物件価格の10〜20%を頭金として準備すれば、ローンの負担も軽減され、より計画的に購入を進められるでしょう。
ライフイベントを考慮する
マイホームは長期間にわたって住むことが前提なので、結婚・出産・転勤・親の介護などの可能性がある場合は、購入のタイミングを慎重に見極める必要があります。
お子さんがいらっしゃる場合は、進学のタイミングに合わせて購入すると、転校にともなう負担を避けてスムーズに新生活を始められますよ。
金利動向をチェックする
住宅ローンを利用する際は 金利の動向も重要な判断材料となるため、今後の金利上昇リスクも視野に入れておきましょう。
固定金利型・変動金利型どちらを選ぶかは、将来のライフプランや返済期間によって最適な選択が異なります。ローンを組む前にしっかりと検討しておきましょう。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりもかなり高い水準です。
・マイホーム購入のタイミングは、家計の状況やライフプランを考慮して総合的に判断しましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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