【リアル給与明細】40歳、教育サービス職の場合
プロフィール
40歳、男性
教育サービス職
▼現状
仕事内容は、教育サービス職管理職。
労働時間は月173時間、残業はなし。
ボーナスは150万円程度。
【相談内容】毎月貯蓄をしたいと思っていますが、思っているほど貯まっていきません。老後のためにどのように貯蓄していくのが効率的なのか教えてください。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、思うように貯蓄が増えていかないとお悩みなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると753万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の教育職の平均年収は約508万円*です。
*……参考:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」
このことから、質問者さんのお給料は、平均よりも200万円以上も高くかなりの高水準と言えそうです。
貯蓄を増やす最短ルートは「支出を減らすこと」
質問者さんは毎月貯蓄をしたいと考えているものの、なかなか思うように貯められずお悩みなのですね。
効率よく貯蓄を増やすためのポイントをお伝えします。
収入を増やすより支出を減らすほうが効率的
貯蓄を増やす方法として「収入を増やす」ことを考える方も多いですが、実は支出を減らすほうが効率的 です。
例えば、毎月5万円貯蓄を増やす場合、
- 投資で5万円を得る → 年利6%で運用できたとして元本1,000万円が必要
- 副業で5万円を稼ぐ → 収益が安定するまで時間と労力がかかる
このように、収入を増やすには元手や時間が必要になります。
固定費の見直しで支出を削減
固定費の見直しで支出を5万円減らせば、すぐに貯蓄に回せます。
例えば、以下のような項目をチェックしてみましょう。
- 通信費:格安SIMやネットプランの見直し
- 保険料:不要な補償がないか確認(特に貯蓄型保険)
- サブスクリプション:動画・音楽配信など不要なものを解約
- 電気・ガス代:電力会社・プランの変更で削減
- 車の維持費:利用頻度が少ないなら手放しも検討
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりも低い水準です。
・貯蓄を増やすためには、収入を増やすことよりも、支出を減らす方が効率的です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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