【貯蓄額】49歳、男性の場合
プロフィール
49歳、男性
倉庫業の総務職、年収320万円
1人暮らし
【相談内容】老後が不安……。いくらあれば足りますか？
「今の貯蓄は老後の資金として十分ではないので不安です。とはいえ老後資金がどの程度必要なのかわかりません。」
現在の資産額の水準は？
質問者さんと同じ40代単身世帯の貯金額は、平均が559万円・中央値が47万円です。
*……参考：金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］令和5年調査結果」
質問者さんの資産総額は1,450万円と平均を大きく上回っています。
早めに知っておきたい！老後資金の目安と計算方法
質問者さんは、老後の資金が十分でないと感じて不安なのですね。
単身世帯に必要な老後資金と、その対策についてご説明します。
平均的な老後資金の目安
独身の高齢単身世帯が、定年後30年間にわたって平均的な生活を送るためには、2022年基準で約720万円の資金が必要と計算できます*。
*……参考：総務省「家計調査報告〔家計収支編〕2022年(令和4年)平均結果の概要」
(※単身高齢者世帯の平均支出約15万円-平均収入約13万円＝毎月の不足額2万円として計算)
老後資金の具体的な計算方法
必要な老後資金は、生活スタイルや収入状況によって変わります。
具体的な金額は、以下の手順で計算しましょう。
ステップ1. 毎月の生活費を見積もる
現在の生活費を基に、老後の毎月の支出を見積もります。
医療費など、老後特有の費用も考慮しましょう。
ステップ2. 年金受給額を確認する
「ねんきんネット」などを使い、受給できる年金額を確認します。
ステップ3. 不足分を累計で計算する
年金額から生活費を差し引き、不足分を把握しましょう。
例えば、毎月の生活費が15万円で年金が13万円の場合、不足分は2万円。
この不足を30年間分で計算すると、720万円の資金が必要とわかります。
まとめ
・質問者さんと同年代の貯金額は、平均が559万円・中央値が47万円です。
・個別の老後資金は、年金額から生活費を差し引くことで必要額がわかります。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
同年代の貯金額は……
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