【リアル給与明細】55歳、営業職。貯金がない……。節税すれば貯められますか?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【55歳 営業職】

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sino
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2025.01.15

【リアル給与明細】55歳、営業職の場合

55歳、営業職の給与明細

プロフィール

55歳、男性
営業職

▼現状
仕事内容は、マーケティング、工程管理、営業施策の管理。
労働時間は月150時間、残業はなし。
ボーナスは200万円程度。

【相談内容】仕事量は適量でテレワークも許可されている環境なので、給料に不満はありません。しかし貯蓄ができておらず不安です。節税対策を教えてください。

解説するのは……

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?

平均給与

質問者さんは、今のお給料に不満はないとのこと。

質問者さんの現在の収入を年収換算すると約710万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の営業職の平均年収は約745万円*です。

*……参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

このことから、質問者さんのお給料は、平均よりもやや低めの水準と言えそうです。

iDeCoから医療費控除まで!節税の基本

質問者さんは、収入に不満がない一方で、貯蓄が進まないため節税をお考えなのですね。
無理なく実践できる節税対策を3つご紹介します。

1. iDeCo

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、掛金が全額所得控除の対象となり、所得税や住民税を抑えられる制度です。
また、運用益が非課税になるため、老後資金を効率的に増やせます。
資産運用に抵抗がある場合は元本保証商品を選択でき、所得控除を受けられますよ。

2. ふるさと納税

ふるさと納税は、実質2,000円の負担で地方自治体に寄付ができ、返礼品を受け取れるお得な制度です。
寄付した金額は、所得税や住民税から控除されます。

3. 医療費控除・保険料控除

医療費が年間10万円を超えた場合、医療費控除が適用されます。
薬代や通院費、さらには健康診断で発見された病気の治療費も含まれますよ。
また、生命保険料や地震保険料などの控除も確定申告で活用できます。
現在加入中の保険が控除対象か確認しておきましょう。

まとめ

節税対策の文字と電卓出典:stock.adobe.com

・質問者さんのお給料額は、平均よりもやや低い水準です。

・iDeCo、ふるさと納税、医療費控除・保険料控除を使い、賢く節税しましょう。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

ほかの人の給与明細は……

【参考】37歳、男性/製造業の合成樹脂加工出典:4yuuu.com

【参考】38歳、女性/訪問介護ヘルパー出典:4yuuu.com

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
コンタクトはメールアドレスsinobu037@gmail.comまで♡