Q.5秒で解ける?
【問題】
(3/5+1/2)×10=?
あなたはわかりますか?
5秒で解けたら自慢できるかも……!
Answer
正解は「11」♡
今回は2つの解き方を解説します。
まずは、計算順のルールに従ってカッコの中→かけ算の順に計算する方法です。
はじめにカッコの中(3/5+1/2)から計算します。
分母の異なる分数のたし算では、通分をしなければなりません。
「5」と「2」の最小公倍数は10なので、分母を10にそろえましょう。
(3/5+1/2)×10
=(6/10+5/10)×10
=11/10×10
分数と整数のかけ算では、分子に整数をかけます。
この時、分母と整数に共通公約数がある場合は途中約分をしましょう。
今回は分母が「10」、整数も「10」なので約分できますね。
11/10×10
=11/1×1
=11
答えは11とわかりました。
もうひとつの解き方は、分配法則をつかった計算方法です。
分配法則とは、カッコ内を先に計算しても、カッコの外にある数をカッコ内のすべての数字にそれぞれかけて計算しても、答えはかわらないという法則。
この法則に則って問題の計算式を解いていきましょう。
(3/5+1/2)×10
=3/5×10+1/2×10
「5」と「10」は5の倍数、「2」と「10」は2の倍数なので途中約分ができます。
3/5×10+1/2×10
=3/1×2+1/1×5
=6+5
整数のたし算になったので、以降の計算が簡単になりました。
6+5
=11
答えは11とわかりましたね。
どちらも答えは同じになりました。
1つの計算式に2つの解き方があるところが算数のおもしろいですね!
他にもさまざまな算数クイズをご紹介しています。
ぜひ、挑戦してみましょう♪
◆chimaki
おしゃれと食べることが大好きな2児の母。小学校と中学校の教員免許を持っています。
寝る前にちょっとした謎解きや脱出ゲームをするのが毎日の楽しみ♡
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