【リアル給与明細】42歳、行政事務の場合
プロフィール
42歳、男性
行政事務
▼現状
仕事内容は、許認可事務。
労働時間は月160時間、残業は月2時間程度。
ボーナスは150万円程度。
【相談内容】給料に不満はありませんが、家賃が高く悩んでいます。賃貸とマイホームのどちらが良いのでしょうか?
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約644万円になります。
一方、総務省の「令和4年 地方公務員給与実態」によると、一般行政職の平均年収は約658万円です。
*……参考https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/r04_kyuuyo_1.html
このことから、質問者さんのお給料は平均とほぼ同じ水準であると言えそうです。
家は賃貸?それとも持ち家?選ぶ際の重要ポイント
質問者さんは、賃貸とマイホームのどちらが良いか迷っているのですね。
経済的な面と住まいへの価値観、どちらも考慮して判断することが重要です。
それぞれのメリットと考え方について解説します。
経済的な観点から見ると賃貸が有利
経済的な合理性だけを考えるなら、賃貸に住み続ける方がコストを抑えられる可能性が高いです。
理由のひとつは、一般的に不動産の価値は下がっていくため、必ずしも資産としての価値が保証されないからです。
不動産投資家が買うような価値が上がり続ける物件はとても少なく、一般の消費者には情報がまわってくること自体無いと考えて良いでしょう。
また、マイホームを購入すると、維持費や修繕費がかかるのがデメリットです。
賃貸では管理会社が維持管理を行うため、負担が軽減されます。
マイホームの持つお金以外の価値
経済合理性だけでなく、「自分の家を持ちたい」気持ちもあるでしょう。
マイホームは、家族と安心して長く暮らす場としての価値もあります。
購入する際は、無理のない返済計画でローンを組むことが大切です。
退職後も続くようなローンは避け、余裕を持って返済できる額を設定しましょう。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均とほぼ同じ水準です。
・経済的な観点から見ると、賃貸の方がコストを抑えられる可能性が高いです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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