【貯金額】50歳、男性の場合
プロフィール
50歳、男性
販売接客業、年収225万円
父(80歳、自営業)と母(76歳、専業主婦)と3人暮らし
【相談内容】貯金額を増やすのに一番大切なことは何ですか?
「勤続年数が長くなっても給料はほとんど変わらず、そのため貯金額が増えず将来が不安です。これから貯金額を増やしていきたいと思っていますが、そのために一番大切なことは何でしょうか?将来、後悔や損をしない方法があれば知りたいです。」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である50代単身世帯の貯金額は、平均が1,391万円・中央値が80万円です。
質問者さんの資産額は約173万円で、これは平均貯金額の約12.4%、中央値の約2.2倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2023/
※ご両親の年収がわからないため、単身世帯との比較としています。
今からでも遅くない!お給料が増えなくても貯蓄を増やす生活術
質問者さんは、お給料が上がらず物価高もある中、どのように貯金額を増やせばよいかをお悩みなのですね。
この状況でも着実に貯蓄を増やせる方法について解説していきます。
資産形成の第一歩は家計管理
資産を増やす第一歩は、家計管理を徹底することです。
家計簿アプリを使って収支を把握することで、資産を増やせる方法が見つかりやすくなります。
理想は収入の8割で生活をして残りの2割を貯蓄や娯楽に使うことですが、まずは収入の範囲内で生活する習慣をつけましょう。
収入よりも支出を抑えられれば、必ず貯金は増えていきますよ。
給料や物価の変動はコントロールできない
会社の給料が上がらないことや物価の上昇は確かに貯蓄が増えない要因ですが、これらは自分で変えられるものではありません。
大事なのは、自分の力で管理できることに注力することです。
物価高による支出増加への対応策
物価高による平均支出増は、単身世帯では毎月13,562円といわれています。
*……参考https://media.rakuten-sec.net/articles/-/38572
この金額をカバーするためには、収入を増やすか支出を減らす工夫が必要です。
例えば、副業で毎月7,000円を稼ぎ、無駄な支出を見直して7,000円削減することで、物価高の影響をコントロールできます。
これらの工夫を積み重ねることで、収入の範囲内で生活しながら少しずつでも着実に貯蓄を増やしていきましょう。
まとめ
・質問者さんの資産額は、平均貯金額の約12.4%、中央値の約2.2倍です。
・貯蓄を増やすためには、家計管理をして収入よりも支出を抑えましょう。
・副業と支出管理をすることで、物価高の影響をコントロールできます。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
同年代の貯金額は……
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