【貯金額】36歳、女性の場合
プロフィール
36歳、女性
フリーランスのデザイナー、年収20万円。
夫(53歳、フリーランス)と子(7歳、3歳)の4人暮らし
【相談内容】貯金がほとんどないので子どもの学費や老後が不安です……。
「夫婦でフリーランスをしていますが、私は現在収入がほとんどありません。貯蓄がない中、2人の子どもを大学に行かせられるか、老後はどうすればいいのか心配です。どうしたら貯蓄を増やせるでしょうか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である30代2人以上世帯の貯金額は、平均が601万円、中央値が150万円です。
質問者さんの資産額は60万円で、これは平均貯金額の約10%、中央値の約40%となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
貯金体質の家計を作るための習慣って?
質問者さんは、お子さんの学費や老後資金がご不安なのですね。
今すぐにできるのは、しっかりと家計管理をして支出を減らすことです。
支出を1万円減らすことは、収入を1万円増やすのと同じ効果がありますよ。
おすすめは、固定費の見直し。
スマートフォンのプランや保険料、電気、ガスをよりお得なものに切り替えることから取りかかってみてください。
節約と聞くと「我慢」をイメージするかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
幸福度の低い支出をカットし、幸福度の高い支出にお金を振り分ける考え方が大切です。
無駄な出費を削減する一方で、自分や家族にとって大切な部分にはきちんとお金を使うことで、生活の満足度を保ちつつ節約できます。
何が「幸福度の高い支出」なのか、家族で話し合ってみてください。
次のステップは、収入の8割で生活する習慣をつけること。
残りの2割を貯蓄や将来のための投資に回すよう意識すると、少しずつでも着実に安定した生活基盤を築けるようになります。
こうした生活を意識することで、無理なく家計をスリムにしながら、実質的な収入を増やすことができます。
削減した支出分を貯金へ回せば貯蓄も着実に増えていくので、未来の不安も少しずつ解消されますよ。
まとめ
・質問者さんの貯金額は、平均貯金額の約10%、中央値の約40%です。
・大切なのは、家計管理をして無駄な支出を減らすこと。
・収入の8割で生活する習慣が身につけば、安定した生活基盤を築けます。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
ほかの自由業の貯金額は……
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