51歳、個人事業主の《リアル貯金額》。貯金を取り崩す生活は破綻しますか?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【51歳 男性】

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2024.08.23

【貯金額】51歳男性の場合

51歳、個人事業主の貯金額

プロフィール

51歳、男性 
フリーランスライター、年収12万円
妻(52歳、専業主婦)と2人暮らし

【相談内容】早期リタイアしましたが、お金は足りますか?

「ある程度資産ができたので、昨年仕事を早期退職しました。妻と2人、将来年金を受給しながら生活していくつもりです。預貯金を取り崩しながら夫婦とも80歳まで暮らすことを仮定していますが、この計画でお金は足りますか?」

現在の資産額の水準は?

早期リタイア

質問者さんと同年代である50代2人以上世帯の貯金額は、平均が1,147万円、中央値が300万円です。
質問者さんの資産額は6,268万円で、これは平均貯金額の約5.5倍、中央値の約20.9倍となります。

*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html

現在の資産で老後資金は足りる?

質問者さんは早期リタイアされ、今後年金受給を見据えて預貯金を取り崩す計画で、80歳までお金が足りるかを心配されているのですね。

現在お持ちの資産を取り崩しながら生活する場合、年金受給までの期間が重要なポイントとなります。
たとえば65歳から年金を受給するとして、質問者さんが65歳になるまでの14年間は今ある資産をメインに生活費を賄うことになります。
ご夫婦の生活費が月30万円必要だと仮定すると、14年間で5,040万円が必要です。

年金受給後も、年金で生活費をカバーできない場合、残りの資金から不足分を補うことになります。
もしご夫婦の年金が月20万円とすると、残りの10万円を資金から補填する必要があり、年間120万円を取り崩すことに。
この場合、65歳から80歳までの15年間で1,800万円が必要になります。
こうしたシミュレーションを基にして、老後資産が枯渇しないかどうか見通しを立てることが大切です。

また、無駄な支出を抑える努力も重要。
現在取り組んでいるライター業を無理のない範囲で頑張って、収入の柱を増やすのも良いですね。
質問者さんが、金銭的な不安のない自由な生活ができるよう応援しています。

まとめ

笑顔の夫婦出典:stock.adobe.com

・質問者さんの資産額は、平均貯金額の約5.5倍、中央値の約20.9倍となります。

・預貯金で老後を乗り切るためには、『年金受給までに取り崩すお金』と『年金受給後に不足するお金』をシミュレーションすることが大切です。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

 

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

同世代の貯金額は……

【参考】51歳、男性/営業出典:4yuuu.com

【参考】49歳、男性/建設業 総務・経理出典:4yuuu.com

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
コンタクトはメールアドレスsinobu037@gmail.comまで♡