【リアル給与明細】29歳、リハビリ職の場合
プロフィール
29歳、女性
施設でのリハビリ職
▼現状
仕事内容は、施設を利用している方へのリハビリ訓練。
労働時間は月177時間、残業はなし。
ボーナスは70万円程度。
【相談内容】同年代で同じような職業に就いている人たちと比べて給料が妥当なのか不安です。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、同年代・同職種の人と比べてお給料額が妥当なのか不安なのですね。
では、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約326万円になります。
一方、質問者さんと同年代のリハビリ職の平均年収は約387万円です。
このことから、残念ながら質問者さんのお給料は平均よりも低い水準であると言えそうです。
お給料が平均より低い場合の収入アップ方法4選
お給料が平均以下の方におすすめしたい収入アップ方法は次の4つです。
①転職を検討する
お給料が平均以下の場合、一番のおすすめは転職です。
質問者さんは29歳なので、65歳まで働くと仮定すると、あと36年間働くことになります。
質問者さんの現在のお給料額は全国平均よりも約61万円低いので、平均的なお給料がもらえる職場に転職するだけでも生涯年収は2,000万円以上アップしますよ。
まずは、平均的なお給料がもらえる職場への転職を検討してみてください。
②勤務先での給料交渉
今の職場で上司や人事を通して給料交渉を行うことも一つの方法です。
自分の成果や貢献度を具体的に示し、正当な評価を求めましょう。
特に人手が不足している職場では、交渉の余地があるかもしれません。
突然給料交渉を申し出ることに抵抗があれば、人事考課の時期に正当な評価とお給料アップの交渉をしても良いでしょう。
③資格取得と専門性の向上
リハビリ職では、追加の資格や専門的な知識を得ることでお給料アップのチャンスが増えます。
例えば、認定理学療法士や作業療法士の資格を取得することで、スキルが評価され、給料のベースアップが期待できるでしょう。
転職も視野に入れる場合は、特定の分野(スポーツリハビリ、産後リハビリなど)に特化したスキルを磨くことで、有利な条件での転職が可能になりますよ。
④副業で収入を補う
お給料がすぐに改善されない場合、副業を考えることも一つの手です。
オンラインで運動や健康指導を行うオンラインフィットネスコーチや、健康やリハビリに関する知識を活かしたWebライターなどは、質問者さんのリハビリのスキルを活かせます。
これらの副業は、自分の専門知識を活かせるだけでなく柔軟な働き方ができるため、本業との両立もしやすいでしょう。
まとめ
・質問者さんのお給料は、平均よりも低い水準と言えそうです。
・お給料が平均よりも低い方におすすめの収入アップ方法は『転職』『給料交渉』『資格取得と専門性の向上』『副業』の4つです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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