【リアル給与明細】30歳、金融機関事務職の場合
プロフィール
30歳、女性
金融機関 一般事務
▼現状
ボーナスは年間16.2万円。
労働時間は1日7.5時間、残業はなし。
【相談内容】お給料が低く、趣味と貯金の両立が難しいです。給料をあと3万円上げたいですが、残業や責任を負う仕事は増やしたくありません。ストレスが増えても転職すべきでしょうか？
解説するのは……
◆ゆきFP
FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。
質問者さんの月給は平均を下回ります
30〜34歳の事務員の平均月給は32.5万円であるのに対し、質問者さんは21.7万円と平均を大きく下回っています。
質問者さんがお給料にご不満があるのも納得です。
一方で残業がないため、ワークライフバランスが取りやすい環境ですね。
特に金融機関は年功序列の給料体制が根強いため、年々少しずつは昇給の見込みがありそうです。
とはいえ、月3万円の給料を増やすには、かなり時間がかかりそうです。
資格を取得して手当をもらったり副業を始めたりすれば、収入を増やすことが可能ですよ。
資格手当で給与アップ！知識も身につく
業務負担を増やさず給料を上げるには、資格手当を狙う方法があります。
金融機関勤めであれば、ファイナンシャルプランナーや簿記など、評価される資格の種類は豊富でしょう。
支給方法は一時金だったり基本給への反映だったりと、会社によって異なります。
一度、社内規定を確認してみてくださいね。
副業で新たな収入源を作る
本業以外で収入を得る方法もありますよ。
時間や労力がかかりますが、副業は個人で稼ぐスキルが身に付くのでおすすめです。
例えば、SNSの運用代行やブログ運営、動画編集など、在宅でできるものであれば身体的負担を減らせます。
趣味に関する副業を探してみてもいいですね。
家計の見直しで貯蓄率アップ
収入を増やす以外に、支出を減らすことでも手元に残るお金を増やせます。
すぐに取り組めるのでおすすめです。
特に、毎月一定の金額の支払いがある「固定費」の見直しを優先しましょう。
「保険料は払いすぎてないか」「使っていないサブスクはないか」を確認してみてください。
毎月1万円の支出が減れば、手取りが1万円増えたのと同じ効果がありますよ。
まとめ
・副業や資格手当で収入を増やす方法もある。
・家計の見直しで貯蓄率アップが期待できる。
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