【下駄箱収納】見直すべき3つのポイント
下駄箱から靴があふれて、普段は履かない靴が玄関に出しっぱなし状態……。
もしかしたら、持っている靴の量が多すぎるのかもしれません。
もしくは、それぞれの靴に合った収納ができていないのかも。
下駄箱内に余計なスペースができてしまい、収納を十分に活用できていない可能性もあります。
まずは手持ちの靴が「今の年齢、サイズ、ライフスタイルに合った靴」かを見定めて、下駄箱の「棚板の高さ」を確認し、「その靴に合った収納」かどうかをチェックしていきましょう。
【下駄箱収納】今の年齢、サイズ、ライフスタイルに合った靴かを見定める
今下駄箱に入っている靴を、履く頻度別にチェックしましょう。
通園・通学用の靴を毎日のように履く子ども用は、それ以外に1〜2足程度あれば事足ります。
冠婚葬祭用の靴、季節もののサンダルやブーツ、めったに履かないおしゃれ靴などは、サイズを見直しましょう。
もしかしたらとっくにサイズアウトしているかもしれません。
大人の靴も、トレンドやライフスタイルの変化によって見直しが必要です。
ヒールの高い靴は、子どもとの生活には合わないかもしれません。
紐靴よりもスリッポンのほうが、手がふさがっているときには履きやすいことも。
今の自分のライフスタイルと照らし合わせて、「まだ履ける靴」ではなく「今履く靴」を残しましょう。
【下駄箱収納】棚板の高さを確認する
子どもの靴、女性の靴、男性の靴など、靴によってだいぶサイズが異なります。
できれば靴の高さをそろえて、棚板の位置をちょうどよいところで調整しましょう。
目安は靴の高さ+こぶし1個分。
このくらいのゆとりがあると、靴の取り出しや片づけも楽にできます。
【下駄箱収納】靴に合った収納方法をチェックする
100円ショップでも、靴用の収納グッズがたくさん売られています。
女性のローヒール靴や子どもの靴であれば、互い違いに合わせることで収納スペースが約半分になる「シューズラック」がおすすめです。
幼児の靴なら「シューズホルダー」に立てて収納するのも◎
大きくて重さもある男性の革靴や女性の厚底靴などは、そのまま平置きにしたほうが取り出しやすく片づけやすいこともあります。
靴の特徴に合わせて収納方法を検討しましょう。
「今」の家族にぴったりな収納を
3つのポイントをチェックしながら下駄箱の整理収納を行った結果、下駄箱に収まりきらなかった靴がしっかり収納され、新たなスペースまでできました。
新しくできたスペースには、玄関先にあると便利な外遊びグッズや雨具などが収納できそうです。
下駄箱をすっきり片づけて、靴以外の収納にも活用してくださいね。
◆整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター / 福島レイナ
子どもの頃から部屋の模様替えが好きで、大学では環境心理学を専攻。空間が人に与える心理的影響について学ぶ。
大学卒業後はキッチンのショールームでアドバイザーとして勤務。新築・リフォームのプランニングや展示会のナレーター、セミナー講師等も務める。
子育てのため退職してからは、自分と家族に使いやすい収納・動線を日々研究中。
4人の子どものママ。
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