おからはどこで買えるの?
おからは、スーパーなどの豆腐コーナーで購入できます。
豆腐に力を入れている道の駅などでは、無料で置かれていることもありますよね。
また、最近では乾燥おからも販売されており、長期保存できて便利。
値段も非常に安いので、家計に優しい食材です。
おからはどうやって使うの?
おからはそのままでは豆臭く、ぼそぼそとした食感です。
美味しく食べるために、しっかりと乾煎りをしましょう。
乾煎りすることで豆臭さが減り、フワッとサラサラした食材に変わります。
乾煎りしたおからは吸水性と吸油性が高いため、ハンバーグやコロッケに混ぜ込むと旨味を閉じ込められて◎
パンケーキなどに混ぜ込むと保水性が高まり、時間が経っても美味しさを維持してくれます。
おからの下処理方法
下処理方法は簡単です。
焦げ付きにくいフライパンで乾煎りにします。
塊があるので、それをほぐしながら煎るとフワッとサラサラした状態に。
水分が抜け、元の重量の80%ほどになります。
おからを使った料理
おからを使ったレシピを3つ紹介します。
①おからドーナツ
定番のおからスイーツです。
吸水性・吸油性ともに高くフワッとしているので、混ぜ込むことでしっとり、もちもちした仕上がりに。
下処理をしても残る若干の豆臭さは、バナナなど香りの強い食材を混ぜることで完全になくなりますよ。
材料
- ホットケーキミックス 200g
- おから(下処理済み) 100g
- 卵 1個
- バナナ(よく熟れた物) 1本
- ヨーグル 50g(多くてもOK)
作り方
- バナナの身をフォークでつぶす
- 材料を全て混ぜ合わせる
- 揚げ油を180℃に熱する
- 大きめのスプーンを2本使って成型する
- お好みの揚げ色がつくまで揚げる
できあがったドーナツには、お好みで粉砂糖をかけたり、チョコレートでアイシングしたりしてください。
また、揚げずにフライパンに広げて焼けば、パンケーキにもなります。
②おからハンバーグ
材料
- ひき肉(牛or豚お好みで) 200g
- おから(下処理済) 60g
- 卵 1個
- 炒めたまねぎ 1/4個分
- 牛 50ml
- 塩・こしょう
- その他、お好みの調味料
作り方
- ひき肉に塩・こしょうをして、しっかり練りこむ
- その他の材料を加え、捏ねて成型する
- フライパンで両面をしっかり焼く
おからによる保水力が高いため、煮込みハンバーグにしても崩れにくいのが特徴です。
肉汁をしっかりと閉じ込められます。
③おから入りだしまき卵焼き
材料(卵1個分あたり)
- 卵 1個
- だし含む調味料 大さじ2
- おから(下処理済み) 大さじ1
作り方
- 卵をしっかり溶きほぐす
- だしを含むお好みの調味料を合わせ、卵に混ぜ込む
- おからをしっかり混ぜ込む
- 卵焼き用フライパンで焼く
若干焦げ付きやすいので、巻く度に油をさしてください。
おからがだしをしっかりと保持するので、ふんわりした、だしいっぱいの卵焼きになります。
おからは栄養素も抜群
おからは食物繊維が豊富で、大豆由来のたんぱく質がたくさん含まれています。中でもイソフラボンが多く、女性ホルモンとして働いてくれるので肌の調子をよくする効果に期待できますよ。しっかりと乾煎りすることで美味しさが劇的にアップします。
吸水性や吸油性を活かしてさまざまな料理に使えるので、かさ増し食材としても大変優秀です。ぜひ、日常の料理におからを取り入れて、食卓を豊かにしてみてください。
◆ライター・管理栄養士 / ごん太郎
管理栄養士歴15年。趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。
コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。
得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。
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