【リアル給与明細】35歳、事務職。収入が減ったら何をしたらいいですか?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【35歳 陸運用事務】

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2024.06.15

【リアル給与明細】35歳、陸運業事務の場合

陸運業事務

プロフィール

35歳、女性
陸運業の事務

▼現状
仕事内容は、鉄道会社の事務職。駅などの現場業務のサポート。
労働時間は月190時間、残業は約30時間程度。
ボーナス180万円程度。

【相談内容】今のお給料には満足していますが、部署が変わって手当が減る可能性があり不安です。収入が減った場合に備えて、家計を見直すべきでしょうか?それとも転職を検討するべきでしょうか?

解説するのは……

 

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

現在のお給料は適正額?

質問者さんは、将来収入が減るかもしれないことを心配しているのですね。

ではまず、質問者さんのお給料が適正かどうかを見ていきましょう。

質問者さんの現在の収入を年収換算すると、約693万円になります。
一方、質問者さんと同年代の事務職女性の平均年収は354万円です。

*……参考https://doda.jp/woman/guide/torisetsu/004.html

このことから、質問者さんは同年代の同じ職種の方と比べると2倍近くのお給料をもらっていることになりますね。

収入減の対策、家計管理と転職のどちらが良い?

質問者さんは、将来部署が変わって手当が減ることを不安に思っています。
この場合、家計管理と転職のどちらで備えるのが良いでしょうか?

結論から言うと、将来の収入減には家計管理で備えることがベスト。

なぜなら、質問者さんは現在平均の2倍近いお給料がもらえる会社にお勤めだからです。
将来もし手当やボーナスが減ったとしても、転職して今の会社を離れる方がお給料が下がる可能性が高いでしょう。
それならば、今のうちから家計管理を始めて、家計をコントロールできる技術を身に着けたほうが◎

家計管理の基本は、残業代とボーナスを含まないお給料額の8割で生活することです。
今後もし収入が減っても、常にこの8割で生活する習慣をつければ、家計が破綻することはありません。
余った2割と残業代とボーナスは貯蓄や投資に回しましょう。

身の丈にあった生活を習慣づけなければ、たとえ年収が1億円あってもお金に困ることになります。
家計管理を身につけて、今も未来もお金に困らない生活を手に入れてくださいね。

まとめ

笑顔で仕事をする女性出典:stock.adobe.com

・質問者さんの現在のお給料は、平均の約2倍もあります。

・将来の収入減には家計管理で備えるべきです。収入の8割で生活する生活を癖づけましょう。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
コンタクトはメールアドレスsinobu037@gmail.comまで♡