【リアル給与明細】26歳、レコーディングエンジニアの場合
プロフィール
22歳、男性
レコーディングエンジニア
▼現状
仕事内容は、音楽の収録に使用する機械、プログラムの提供。
レコーディング関連の事務処理。
労働時間は月130時間、残業10時間程度。
ボーナスは年200万円程度。
【相談内容】副業に興味がありますが、税金が増えてしまってかえって収入が減ってしまうのではないかと心配しています。副業を始める前にやっておいた方がいいことはありますか？
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は適正額？
質問者さんは、副業に興味がおありなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料が適正なのかどうかを見ていきましょう。
お給料ですが、質問者さんの現在の収入を年収換算すると約455万円になります。
一方、質問者さんと同年代のレコーディングエンジニアの平均年収は約307.52万円です。
*……参考https://agaroot.co.jp/job/recording-engineer/
質問者さんのお給料額は平均の1.4倍以上ですので、かなり良い水準であると言えそうですね。
副業を始める前には『青色申告』を申請しよう
質問者さんは、副業を始めると税金が増えてしまうのではないかと心配しているのですね。
副業で何をするのかが決まったら、まずは青色申告届を税務署に提出しましょう。
青色申告届けを出すと、最大65万円までの特別控除が受けられます。
つまり、副業で利益が出ても65万円までは税金がかからないということです。
青色申告をするには、複式簿記で確定申告をする必要があります。
「難しそうだな……」と感じるかもしれませんが、オンラインの個人事業者向けの会計ソフトを使えば、面倒な書類作業はソフトが自動で行ってくれますよ。
青色申告は、お住まいの地域の税務署に行けば提出できます。
10分程度で終わりますし、職員が書き方を教えてくれるので、副業初心者さんでも安心です。
青色申告届出書には『どんな仕事をやるのか』を記入しなければなりません。
「副業で何をやりたいのか」が決まってから提出しに行きましょう。
まとめ
・質問者さんのお給料は平均の1.4倍以上。現在のお給料はかなり良い水準です。
・副業を始める前に青色申告届けを出しましょう。
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