【リアル給与明細】46歳、不動産事務。激務なので体力面が不安です……【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【46歳 不動産事務】

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sino
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2024.04.27

【リアル給与明細】46歳、不動産事務の場合

不動産事務

プロフィール

46歳、女性
不動産業 事務職

▼現状
仕事内容は、賃貸契約書作成・契約書回収業務・問い合わせ対応など
労働時間は月180時間、残業は月に約25時間。
ボーナスは250万円程度。

【相談内容】年収には満足しているので転職は考えていませんが、仕事が激務で定年まで今のままの仕事を続ける自信がありません。将来を見据えた働き方のアドバイスをお願いします。

解説するのは……

 

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

質問者さんにおすすめの将来設計のポイントは2つ

質問者さんは、現在のお給料には満足しているものの、仕事が激務で定年まで勤められるか不安を感じており、将来の働き方について考えたいと思っているのですね。

未来の働き方を考えたい方におすすめの将来設計のポイントはこの2つです。

  1. ライフイベント表をつくる
  2. 3ヶ月間だけ最低生活費だけで暮らしてみる

順に解説しますね。

おすすめの将来設計①ライフイベント表をつくる

このまま働き続けられるのか不安な方におすすめの将来設計の1つは、ライフイベント表をつくることです。

ライフイベント表は、人生で起こりうる出来事を時系列に整理したものです。
作成することで将来の支出が明確になり、今後どの時期にいくらお金があれば大丈夫なのかがわかります。

例えば「48歳のときに子どもが大学に入学するため300万円必要」「53歳のときに車を買い替えるので150万円必要」といった具体的な支出を予測し、そのときに必要な資金を計画するのです。

ライフイベント表を作成することで「何歳のときにいくら貯金が必要か」が明確になります。
このようにして将来のお金の準備を整理することで、収入を落とすことを恐れずに仕事のペースを調整できるようになりますよ。

おすすめの将来設計②3ヶ月間だけ最低生活費だけで暮らしてみる

このまま働き続けられるのか不安な方におすすめの将来設計の2つめは、3ヶ月間だけ最低生活費だけで暮らしてみるという方法です。

「将来収入が減ったら今より倹約して暮らそう」と思ってはいても、実際どのくらい支出を抑えられるのかが分からないと不安ですよね。

具体的には、3ヶ月間だけ娯楽や贅沢品にお金を使わず、居住費や食費、通信費、水道光熱費など必要最低限の支出以外は抑えた生活をしてみましょう。

こうして「月に○万円あれば最低限の生活ができる」と分かれば、将来収入が減ってもこの金額を稼げればよいという目安になります。

1ヶ月だけでは平均的な支出が分からない場合もあるので、3ヶ月程度の実践を通じて平均額を算出することがおすすめですよ。

まとめ

このまま働き続けられるのか不安な方におすすめの将来設計は『ライフイベント表をつくる』『3ヶ月間だけ最低生活費だけで暮らしてみる』の2つです。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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