焦がし卵かけご飯▶下準備と材料
卵は下準備として、10個すべてを冷凍庫で1日凍らせておきます。
その後殻を剥き、しっかり解凍させておきましょう。
食中毒リスクを最小限にするため、冷凍した卵は常温で放置せず、流水にさらしながら殻を剥いてください。
解凍した卵は卵黄と卵白に分け、卵黄のみを使用します。
材料(4〜6人分)
- 卵 10個
- みりん風調味料 3g
- 砂糖 1g
- 塩 1g
- かつおだし 2g
焦がし卵かけご飯▶作り方①卵黄を混ぜる
卵黄をホイッパーで潰しながら、ある程度まで混ぜておきます。
みりん、砂糖、塩、かつおだしを加え、滑らかになるまで混ぜましょう。
ホイッパーをボウルの底に漬けながら混ぜると、飛び散りにくくなるとのことですよ。
焦がし卵かけご飯▶作り方②卵黄を焼く
卵黄をしっかり混ぜたら、卵焼き器で焼きます。
(動画では9cm×14cmの小さい玉子焼き器を使用)
卵焼き器を火にかける前に、表面にサラダ油を引きキッチンペーパーで薄く伸ばしましょう。
卵黄を卵焼き器に移し、玉子焼き器をタオルなどに叩きつけながらヘラで均一にならします。
ここから火にかけて調理しますが、家庭用のコンロなら強火で一気に焼くのが良いとのこと。
フライパンから煙が出ると端が加熱されてくるので、卵が膨らみ香ばしい香りがするまで強火で調理します。
焦がし卵かけご飯▶作り方③冷凍庫で寝かせる
片面の表面が焼けたら卵焼き器を火から外して粗熱を取り、そのままラップをして冷凍庫で1日寝かせます。
こうすることで卵焼き器から卵黄がきれいに外れやすくなり、包丁で切りやすくなるとのことですよ。
焦がし卵かけご飯▶作り方④卵黄を切る
冷凍庫から取り出した卵焼き器から、卵黄を取り外します。
金属製のフライ返しを使うと玉子焼き器を傷つけてしまう可能性があるので、シリコン製のヘラで外しましょう。
卵黄が凍った状態のまま端を切って形を整え、縦半分にカットしてから1人前ずつに切り分けましょう。
適量は6等分とのことですが、贅沢に食べたい場合は4等分でもOK。
動画では4等分に切り分けています。
焦がし卵かけご飯▶完成
凍ったままの卵黄を温かいご飯に乗せます。
熱で卵黄が溶けてトロリとしてきますが、待てない場合は300Wの電子レンジで1分ほど温めると良いんだとか。
焼き色がついた部分は香ばしく、中は半熟でまろやかな食感。
いつもの卵かけご飯とは違った味わいを楽しめますよ。
卵黄のみの贅沢な卵かけご飯
卵かけご飯は手軽で庶民的な食べ物ですが、今回は卵黄のみを使い、濃厚な口当たりの贅沢な一品に仕上げています。手間も時間もかかりますが、時には違った食べ方を楽しむのもいいですね。
残った卵白はお菓子作りなどに活用してくださいね。
◆飲食店独立学校 /こうせい校長
料理人歴19年の岩野上幸生さんが、「飲食店を開業できるようになるぐらいのノウハウ動画でレクチャーする」をコンセプトに役立つ情報やノウハウ、まかないや簡単レシピなど食に関する情報を発信しているYouTubeチャンネル。
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