こちらの縦型洗濯機を分解清掃します
今回清掃を行うのは、2020年製のビートウォッシュ縦型洗濯機。
2〜3年使用されている洗濯機ですが、パッと見たところ目立った汚れはなく、とてもきれいな状態です。
この洗濯機の内部がどのくらい汚れているのか、分解して確認していきます。
裏側の汚れ➀パルセーターの裏側に黒カビがびっしり
まずは汚れの目安となるパルセーターの裏側を確認してみます。
すると、中央の部分に赤黒いカビ汚れがびっしり……!
柔軟剤の投入口の裏側やステンレス槽のフタなどにも、カビ汚れが集中していました。
目では確認できない洗濯槽の裏側に、想像以上の汚れが潜んでいるのがわかりますね。
裏側の汚れ②ステンレス槽が真っ黒
続いて、気になるステンレス槽を引き上げてみると……全体がカビや汚れで真っ黒な状態!
ステンレス槽を抜き取った後の洗濯槽も、かなり汚れていました。
表面はきれいなのに裏側がこんなに汚れているのを見ると、「ひょっとしてうちの洗濯機も!?」と心配になってしまう方も多いかもしれませんね。
原因は柔軟剤の入れすぎ
このように洗濯槽の裏側がひどく汚れてしまう場合、原因は使い方にあることが多いです。
この洗濯機は、2〜3年にわたり規定量の1.5倍の柔軟剤を入れ続けていたことが汚れの原因でした。
柔軟剤や洗剤はつい多めに入れたくなってしまいますが、入れすぎると洗濯槽の裏側に残ってしまうので注意が必要です。
洗濯機をきれいに使い続けるためには?
洗濯機をきれいに使いつづけるためには、使い方を見直すことが大切。
柔軟剤や洗剤の入れすぎは良くないので、使用量をきちんと守ってくださいね。
また、洗濯時の水量やすすぎの回数を増やしたり、洗濯槽クリーナーをマメに使うのも効果的です。
今使っている洗濯機の汚れが心配な方は、一度プロに分解清掃を依頼するのも一つの方法ですよ。
洗濯機の汚れが気になる方は柔軟剤の量の見直しを
良かれと思って柔軟剤を多めに入れた結果、洗濯槽の裏側がカビだらけになってしまうのはショックですよね……。心当たりのある方は、柔軟剤の使用量を一度見直してみてくださいね。
動画では、洗濯機の汚れ具合や汚れる原因、洗濯機をきれいに使う方法などをより詳しく紹介しています。少しでも洗濯機をきれいに保ちたい方は、ぜひ動画をチェックしてみてください。
◆おそうじダイアリー
関東圏を中心に『洗濯機分解清掃』を行っている畠中秀行(はたなかひでゆき)が、ご家庭でも活用できる『簡単お掃除テクニック』や、『便利グッズ』の紹介などを発信しているYouTubeチャンネル。
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Writer:meruko77
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