ざるにのせたスナップエンドウ

「スナップエンドウ」の下ごしらえはこれで完璧!面倒な筋取りも楽しくなる!茹で方も解説

Gourmet / Recipe

シャキシャキした食感と、ほのかな甘みが美味しいスナップエンドウ。ただ、茹でる前の筋取りが面倒ですよね……。
実は、茹でたあとなら、あの硬い筋がとっても簡単に取れるんです。
鍋を使わずフライパンや電子レンジで手軽に茹でる方法もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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satomi
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2024.04.01

スナップエンドウの下ごしらえ①さっと洗ってそのまま茹でる

スナップエンドウの下茹で

スナップエンドウをさっと洗います。

鍋に湯を沸かして塩小さじ1を入れ、1分半〜2分ほど茹でましょう。
菜箸で軽くかき混ぜると、ムラなく均一に火が通ります。

茹で上がったら水にさっとさらしてザルにあげ、水気を切ります。
シャキッとした食感と、鮮やかな緑色を保つことができますよ。

スナップエンドウの下ごしらえ②両側の筋を一気に取る

筋取り1

ヘタのすぐ下にある、三角形の平たい部分に親指を当てます。
反対の手でヘタをつまみ、手前に倒すように引っ張りながら親指をくぐらせましょう。

生のままでは硬い筋が、両側ともスルッと簡単に剥がれますよ。

筋取り2

押さえた親指を少しずつ下にずらしながら、ゆっくり引っ張ります。

勢いよく引っ張るとちぎれてしまうので、慎重に行いましょう。

筋取り3

そのまま下まで引っ張り、両側の筋を取り切ります。
あとは下側の先を指で軽くつまみ、ポキっと取れば終了です。

こんなに簡単に取れるなら、面倒な筋取りも楽しくなりますね!

下茹で前に筋取りした分

茹でる前に筋取りしたものとの違いを比べてみましょう。

茹でる前に筋取りしたものは、表面の水気が切れていても、ヘタのあった方を下に向けると中に残っていた水分がポタポタと垂れてきます。

これでは料理の仕上がりがべちゃっとして、味が薄まってしまう原因に。
そのため、ザルで水切りしたあと、中の水分もしっかり取り除くひと手間が必要です。

下茹で後に筋取りした分

一方、茹でてから筋取りしたものは、ヘタのあった方を下に向けても水分が垂れてきません。

余分な水分が中に入らないので、食感もよく味も濃いまま。
水分量が少ないことから日持ちもするので、良いこと尽くめです。

手軽に茹でる方法①フライパンを使う

フライパンで蒸し煮

フライパンに水大さじ1と塩ひとつまみを入れて軽く混ぜ、洗ったスナップエンドウを並べて弱火にかけます。2分ほど蒸し茹でにしたらふたを開け、火を強めて軽く水分を飛ばしましょう。

普通に茹でたときよりもシャキっと仕上がり、栄養も逃げにくいですよ。

手軽に茹でる方法②電子レンジを使う

電子レンジで加熱

洗ったスナップエンドウを濡れたまま耐熱皿に広げて軽く塩を振り、ラップをかけて600Wの電子レンジで1分ほど加熱します。

時間が経つと色がくすんでシワが寄りやすいので、すぐに食べるときにおすすめ。

簡単下ごしらえで美味しくいただこう

下処理後のスナップエンドウ

筋取りや下茹でが面倒なスナップエンドウ。
コツを押さえて手軽に下処理をして、旬の味を美味しくいただきましょう!

ライター・オンラインフードクリエイター / satomi

◆ライター / satomi

食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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