ざるにのせた菜花

【菜の花】旬を逃さないで!料理を格上げする下処理&保存方法を伝授

Gourmet / Recipe

独特なほろ苦さと香りが特徴的な春野菜、菜花(菜の花)。スーパーの野菜売り場でも見かけるようになり、春が近づいてきたなあと感じますね。
この時期にしか出回らないため、毎年「下処理や保存方法を忘れてしまった……」と慌てる方もいるのではないでしょうか?
今回は、簡単にできる菜花の下処理&保存方法を4パターンご紹介します。自分に合った方法で、菜花を美味しくいただきましょう!

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satomi
satomi
2024.03.11

【菜花の下処理&保存方法】①生のまま冷蔵保存

生で冷蔵保存用の菜花

数日ですぐに使い切る予定なら「生のまま冷蔵保存」がおすすめ。

水で湿らせたキッチンペーパーで菜花を包み、ポリ袋に入れたら、根元を下に立たせるようにして冷蔵庫で保存ましょう。
ガラス容器に入れるとより安定しますが、牛乳パックやペットボトルを切ったもの、コップなどでも◎

日持ちは2〜3日程度です。

【菜花の下処理&保存方法】②生のまま冷凍保存

生で冷凍保存用の菜花

すぐに使い切れないけれど、下処理の手間をできるだけかけずに長持ちさせたい……という場合は「生のまま冷凍保存」がおすすめ。

菜花を洗う

菜花を水で洗います。
水を張ったボウルに菜花を浸してしっかり洗い、蕾や葉についている土や汚れを落としましょう。

菜花の水分をふき取る

ザルにあげて水気を切ったら、キッチンペーパーで残った水分をしっかりふき取ります。
水分が残りやすい蕾の部分は、特に念入りに行いましょう。

生の菜花を保存袋に入れる

根元の固い部分を5mmほど切り落としてから、食べやすい大きさに切ります。
小分けにしてラップに包み、保存袋に入れて冷凍しましょう。

日持ちは3〜4週間程度です。

調理する際は、汁物や炒め物などに凍ったまま加熱して使うと、食感が大きく変わることなく美味しくいただけます。
アクが気になる方は、さっと下茹でしてから使ってくださいね。

【菜花の下処理&保存方法】③下茹でしてから冷蔵保存

菜花全体を茹でる

菜花のやわらかな食感や、独特のほろ苦さなど美味しさをより保ちたいなら、下茹でしてから保存しましょう。
手軽に用意してすぐに食べたい場合も、「下茹でしてから冷蔵保存」がおすすめ。

菜花の茎を茹でる

菜花をきれいに洗ったら、鍋に湯を沸かして塩小さじ1を入れ、先に茎の部分だけ湯に浸して30秒茹でましょう。
葉の部分も入れ、さらに30秒茹でます。

均一に火が通るよう茎と葉を分け、シャキッとした食感が残るよう硬めにさっと茹でるのがポイントです。

ざるにあげた菜花

茹で上がったら冷水にさっとさらしてザルにあげ、ギュッと絞って水気を切ります。

冷水にさらすことで余熱で火が通りすぎるのを防ぎ、鮮やかな緑色を保つことができますよ。
さらしすぎると水っぽくなるので注意してくださいね。

下茹で冷蔵保存用の菜花

根元を切り落としてから食べやすい大きさに切り、保存容器に入れて冷蔵庫へ。

日持ちは2〜3日程度です。

保存容器に調味料を直接入れれば、即席でおひたしやからし和えができますよ。

【菜花の下処理&保存方法】④下茹でしてから冷凍保存

下茹で冷凍保存用の菜花

美味しさと長期保存の両方を重視するなら、「下茹でしてから冷凍保存」がおすすめ。
小分けにしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍しましょう。

日持ちは3〜4週間程度です。

調理する際は、汁物や炒め物なら凍ったまま使えます。
おひたしや和え物なら、自然解凍してから使いましょう。

簡単下処理&保存で、春の味を楽しもう

今の時期しか味わえない菜の花。
簡単にできる下処理と保存方法を使い分けて、旬の美味しさをとことん楽しみましょう!

ライター・オンラインフードクリエイター / satomi

◆ライター / satomi

食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
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保有資格:オンラインフードクリエイター