大型壁面収納▶材料
今回は、ラブリコと2×4材を使って、大型サイズの壁面収納を作っていきます!
壁を傷つけずに設置できるので、賃貸住宅にお住まいの方にもおすすめですよ。
<材料>
- ラブリコ
- 2×4材
大型壁面収納の作り方➀柱をカットする
まず、柱を3本用意します。
メジャーを使って、床から天井までの高さを測りましょう。
両端の2本の柱にはラブリコを取り付けるので、天井高から95mmマイナスした長さで2×4材をカットしてください。
真ん中の柱はラブリコを使用しないため、両端の2本よりもやや長めにカットします。
両端の柱にラブリコを取り付けた状態で2×4材に当てがい、ラブリコの端の位置で印を付けてカットしましょう。
大型壁面収納の作り方②横板と交わる部分に下書きする
収納したいもののサイズに合わせて、棚の1区画の高さを決めます。
それに合わせて、➀でカットした柱に横板を通すためのラインを下書きしましょう。
今回は4枚の横板を通すので、4ヶ所に板の厚み分のラインを下書きしました。
まずは1本の柱に下書きしてから、3本の柱をクランプで固定して下書きラインを写すとスムーズですよ。
大型壁面収納の作り方③下書きに沿ってくり抜く
丸ノコの刃を、柱の幅の半分の深さに設定します。
3本の柱をクランプで固定したまま、②の下書きに沿って丸ノコで細かく切り込みを入れましょう。
ラインからはみ出さないよう、丸ノコの刃は下書きラインのやや内側に合わせてくださいね。
その後、切り込みを入れた部分の木を指で割るようにして外すと、きれいにくり抜けますよ。
木のカスが残っている場合は、ノミで削り取りましょう。
大型壁面収納の作り方④横板を用意する
棚の横幅を決め、2×4材を4本カットします。
4本をクランプでしっかりと固定し、柱と交わる位置にくり抜き用のラインを下書きしましょう。
③と同じ手順で、ラインに沿って丸ノコで切り込みを入れてくり抜いてください。
大型壁面収納の作り方⑤床で組み立てる
柱と横板を床に並べ、くり抜いた部分をはめ込んでいきます。
ラブリコで大きな棚を作るときは、壁に柱を固定する前に床で部品をすべて組み立てておくのがコツですよ。
組み上がったら、柱と横板が交わっている部分をネジで固定し、両端の柱にラブリコを取り付けてください。
大型壁面収納の作り方⑥壁に固定する
組み立てた棚を持ち上げて壁に当て、取り付け位置を調整します。
ラブリコのネジを手でしっかりと締めて固定したら、大型壁面収納の完成です!
組み立て簡単!ラブリコで自分好みの壁面収納を作ってみよう
2×4材の両端に取り付けるだけで、ネジを使わずに柱を立てることができる「ラブリコ」。一見難しそうな大型の壁面収納も、工夫次第で意外と簡単に作れますよ。
動画では「天井の高さを測るときのポイント」や「柱をくり抜くときの手順」についても詳しく解説しています。ぜひ動画もチェックして、DIYにチャレンジしてみてくださいね。
◆寿ことぶきチャンネルDIY
「DIY工作アドバイザー」と「日曜大工士」の資格を持ったカルビが、100円均一の商品を使ったDIYや賃貸でも可能なDIYといった情報を発信しているYouTubeチャンネル。
YouTube
------------------
Writer:meruko77
------------------
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。