丸いチャーシュー▶材料
- 豚バラブロック 500g
- 生姜 35g
- 青ネギ 1本
- ニンニク 3個
タレ
- 下茹で出汁 500cc
- 水 1000ml
- みりん 150g
- 砂糖 55g
- 濃口醤油 120g
- いの一番 2g
丸いチャーシュー▶作り方①下ごしらえ
生姜は乾燥しているところを切り落とし、皮付きのまま薄くカットします。
ニンニクは皮を剥いて包丁か手のひらでつぶしていきましょう。
青ネギは汚れをしっかり洗い流しておきます。
丸いチャーシュー▶作り方②豚バラブロックの高さをカットしてそろえる
豚バラブロックを切っていきます。
できるだけ盛り上がっている部分を削いで表面を平らにし、豚バラブロックの高さが均一になるように調節しておきましょう。
また、血合いや硬い筋、骨があればこのときに取り除いていきます。
丸いチャーシュー▶作り方③切り込みを入れ、綿棒でたたく
豚バラブロックに5mm程の深さで切り込みを入れ、フォークで両面をまんべんなく刺していきましょう。
終わったら、お肉をほどけにくくするために綿棒でたたいて伸ばしていきます。
綿棒が無い場合は、瓶にラップを巻いてたたいても大丈夫ですよ。
丸いチャーシュー▶作り方④巻いて竹串を刺す
脂身が多い方が外側になるようにブロック肉を巻いていきます。
このとき、手前にキュッと引き込みながら巻いていくと、隙間なくしっかりと巻けますよ。
巻き終わったブロック肉に、串を刺していきます。
途中でちぎれないように、巻き終わりから1cm程度あけたところに、串をできるだけまっすぐ刺していきましょう。
5本くらい刺して、しっかりと固定してくださいね。
丸いチャーシュー▶作り方⑤茹でこぼし、下茹で
ブロック肉を水から茹でて、沸騰したら茹で汁を捨てます。
水で豚肉の表面を軽く洗い流したら、きれいにした鍋に水をひたひたに入れて①の生姜とにんにく、手でちぎった青ネギを入れましょう。
材料を鍋に入れたら落とし蓋をして鍋を火にかけ、沸騰したら弱火にして90分間下茹でしていきます。
タレを作る際に使うので、下茹でが終わったら、豚肉の下茹で出汁を500ccとっておいてくださいね。
丸いチャーシュー▶作り方⑥タレと煮込み、1日寝かせる
茹でた豚肉を新しい鍋に移し、とっておいた豚肉の下茹で出汁500ccとタレの材料を入れたら、落し蓋をして1時間煮込んでいきましょう。
煮込んだ後は、煮汁と一緒に豚肉をタッパーに移し替えます。
移し替える際は豚肉が崩れやすくなっているので、箸やフライ返しなどで優しく移してくださいね。
タッパーに移したら、豚肉が乾燥しないように、落し蓋のキッチンペーパーを上にかぶせて粗熱を取ります。粗熱が取れたら、冷蔵庫で1日寝かせましょう。
丸いチャーシュー▶作り方⑦串を外して焼く
豚肉から竹串を外します。柔らかくなっているので、慎重に外してくださいね。
キッチンペーパーで表面の煮汁を軽く拭き取り、フライパンに少量の油を引きます。
手とトングを使って豚肉をまわしながら、弱火でまんべんなく外側を焼いていきましょう。
焼き終わったら食べやすい大きさに切り、フライパンで両面を少し炙って温めます。
チャーシューを取り出し、最後に適量の煮汁をフライパンで煮詰めてとろみをつけましょう。
丸いチャーシュー▶完成
お皿に盛り付けてタレをかければ、柔らかくて味のしみたチャーシューの完成です。
丸くてきれいなチャーシューはお店レベルの仕上がりですよ!
ほろほろ食感とジューシーな味がたまらない
香ばしい香りと、ジューシーなうま味が口の中で広がる最高のチャーシュー。そのまま食べても美味しいですし、ラーメンや冷やし中華などのトッピングにしても豪華になりますね!
動画では作り方に加え、お肉のカットの方法や竹串の刺し方のコツ、落し蓋の作り方なども詳しく解説されています。レシピだけでなく料理のコツも学ぶことができるので、ぜひ動画本編も確認しながら作ってみてくださいね。
◆飲食店独立学校 /こうせい校長
飲食店経営歴14年、料理人歴20年の岩野上 幸生(いわのうえ こうせい)さんが
食を通して楽しく役立つ動画を発信しているYoutubeチャンネル。
「飲食店を開業できるようになるぐらいのノウハウ」をコンセプトに、動画で料理の技法や経営手法をレクチャーしている。
YouTubeチャンネル:飲食店独立学校 /こうせい校長
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