頑丈テーブル▶材料
今回作るテーブルは、しっかりとした強度を持たせるためパーツになる角材と天板を用意します。
- 正方形(6cm×6cm)の角材
- 間柱(6cm×2.2cm)の角材
- 板材(パイン材)
頑丈テーブル▶作り方➀材料のカット
正方形の角材は脚として使うので、お好みの高さに4本カットします。今回は丸ノコを使って60cm幅でカットしました。4本が確実に同じ長さになるように、慎重にカットしてくださいね。
カットした脚の角材の頭に、間柱の幅で十字の切り込みを入れるための印を鉛筆で付けます。この印もズレないように、間柱を当ててきっちりと幅を測りながら印を付けてくださいね。脚の角材の下側にも間柱の幅でくぼみを作るので、間柱を寝かせた幅(6cm)の位置を軸にして印を付けましょう。
頑丈テーブル▶作り方②木材を加工する
➀で付けた十字の印に沿ってのこぎりで切り込みを入れ、切り込みを利用しながらノミを使ってかき取ってください。
角材の下側に付けた印の穴を開けるときは、太めのキリで数ヶ所掘り込みを入れてからノミでかき取りましょう。穴の深さは、差し金1本分を目安にしてくださいね。
頑丈テーブル▶作り方③間柱を4本ずつ2種類用意する
今回、天板として使うのはパイン材です。お好みのサイズにカットしたら、脚の取付け位置を決めて木材を当てがって四角く印を付けましょう。この印を軸にして間柱を寸法・カットするので、位置がズレないように注意してくださいね。
【パーツ1】
天板に付けた柱の印から外側2cmの部分にすべて印を付けます。この印の左右幅に合わせて間柱の角材をカット。4辺分を切り出します。
のこぎりとノミを使って左右が溝になるようにかき取りましょう。
【パーツ2】
天板に付けた柱の印の内側に差し金1本分の線を引きます。四つ角すべてに同じ印を付けてください。
この差し金の線から、反対側の差し金の線までの幅で間柱の角材を4辺分カットします。
頑丈テーブル▶作り方④パーツを組み立てる
木工用ボンドを塗りながら、脚の角材とパーツ1・2を組み上げていきます。
ネジや釘を使わなくてもしっかり固定されますが、心配な場合やぐらつき度合いによっては必要に応じてネジ止めしてください。すべての脚とパーツを組み終わったら、最後に天板を固定しましょう。
面取りして塗装すれば完成!
紙やすりで面取りしてからオイル塗装すれば、しっかりした頑丈なテーブルの完成です。パーツはできる限り正確に寸法して作っていく必要がありますが、複雑なパーツ作りを乗り越えたらあとは気持ちよく組み上がっていくので、完成したときの達成感もありますよ。動画では同じ長さに採寸するコツや、塗装の手順なども詳しく解説しています。複雑なパーツ作りや組み立てのポイントなども分かりやすく説明しながら作っているので、ぜひ動画本編も確認しながら挑戦してみてください。
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Writer:EMIKO
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