ピールって?
「ピール」とは果物や野菜の剥くことができる部分で、植物学的には外果皮。つまり、1番外側の皮を指します。一般的に「ピール」という言葉で指しているのは、柑橘類の皮の砂糖漬け“candied peal(キャンディード ピール)”の略語です。
レモンピールやオレンジピールなどさまざまな果物で楽しまれ、そのまま食べたりパウンドケーキに混ぜ込んだり、幅広い用途で使われています。
バレンタインにもぴったり♡今が旬の八朔で大人のほろにがピール
防腐剤のかかっていないノンワックスの新鮮な柑橘が手に入ったら、皮を使って「ピール」を作ってみましょう!1週間以上かかるピールですが、こちらのレシピで作ったら最速1日で完成しますよ♡
準備するもの
- 柑橘の皮(八朔500g)
- グラニュー糖 皮の80%(400g)
- レモン 50cc〜お好みで
- 水 大さじ5〜6
大人のほろにが八朔ピールの作り方①細切りにして水に浸ける
まずは、八朔の皮を細切りにして30分〜1時間ほ、どたっぷりの水に漬けます。白いワタの部分は取り除くレシピも多いですが、残した方がツヤツヤで肉厚のピールが作れますよ。
大人のほろにが八朔ピールの作り方②茹でる
お鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、水切りした皮を強めの中火で5分間茹でこぼします。
大人のほろにが八朔ピールの作り方③長めに煮込む
茹でこぼしたあとは、再度たっぷりのお湯を沸騰させて、今度は長めに15分以上煮込みます。15分以上の煮込みはまず2セット行い、苦みが抜けて柔らかくなっているか味見をしましょう。「まだ足りない」と感じたときは煮込む時間を伸ばしたり3セット目を行ったりしてくださいね。
大人のほろにが八朔ピールの作り方④砂糖と水を加える
十分柔らかくなったら皮を洗い、鍋に戻してグラニュー糖の半分と水を加え、中火にかけます。グラニュー糖が溶けたらレモン汁を加えて弱火にし、煮汁にツヤがでるまで30分ほど煮込んでください。
グラニュー糖を一気加えると味が染み込まず、硬いピールができる原因にもなるため、必ず2回に分けてくださいね!
大人のほろにが八朔ピールの作り方⑤30分放置する
煮汁にツヤが出たら、火を止めて30分放置します。冷える過程でも砂糖が染み込むため、しっかりと冷ましてくださいね。
大人のほろにが八朔ピールの作り方⑥残りの砂糖を加えて弱火で煮る
冷めたら残り半分のグラニュー糖と、お好みでレモン汁を加え、弱火で仕上げます。煮汁にとろみが出たところで火からおろし、完全に冷めてから乾かしましょう。
大人のほろにが八朔ピール完成!
一晩乾燥させたら完成です。通常1週間もの時間をかけてじっくりと作る八朔ピールが、本当に1日で完成してしまいました♪
チョコレートとも相性抜群です♡
溶かしたダークチョコレートにピールを半分浸すだけで、柑橘のさわやかなほろ苦さとチョコレートのこっくりとした甘さがベストマッチのオランジェット風に仕上がります♪可愛くラッピングすれば、バレンタインの贈り物にもぴったりですよ。通常よりも日にちをかけずに作ったとは思えない極上の仕上がりなので、ぜひ試してみてくださいね♡
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