左右の窓にそれぞれのシートを貼って比較
一般的に結露対策には断熱シートが使われることが多いですが、比較的安く購入できるプラダンを使っているという方もいるため、今回は左側の窓に断熱シート、右側の窓にプラダンを貼ってどちらの方が結露対策に適しているのかを比較してみます。
使用する道具と材料
【使用する道具】
- カッター
- はさみ
【使用する材料】
- 断熱シート
- 多機能両面テープ
- 吸水テープ
- プラスチックダンボール
結露比較①断熱シートをカットして、多機能両面テープで貼る
まずは左側の窓に断熱シートを貼り、右側には何も貼らない状態で、どのくらい結露の発生に違いが出るかを見ていきます。窓枠のサイズを計って断熱シートをカットし、厚みがあり繰り返し使える多機能両面テープを貼り付けました。多機能両面テープは耐水・耐熱・耐寒・耐久性もあるアイテムなので持っていると便利ですよ。
翌朝の結果は、左右ともに同じくらいの結露が発生する結果に。結露は周りとの温度差で発生するので、片側の窓にしか貼っていない状態では意味がないのは予測通りでした。
結露比較➁プラダンをカットして、養生テープで貼る
続いては、左側に断熱シート、右側にプラダンを貼っての検証です。翌日の結露の度合いを確認するため、養生テープで隙間ができないように固定しました。
翌朝の結果は、左右どちらも若干結露はしていますが、あまり気にならないという程度です。両方の窓にティッシュを付けてみると、断熱シートはくっつきますがプラダンはすぐに剥がれ落ち、軽く拭けばさらさらな状態に戻りました。プラダンの方が厚みがあり、結露が少ない印象です。
窓の位置でどちらを貼るか決めるのが◎
今回検証に使った窓は人が通る通路に面していたことと、北側にあって日当たりをあまり気にしなくてもよかったこともあり、プラダンを貼ることにしました。
ですが、プラダンのデメリットは透明度がないこと。画像の通り、外の景色は見えなくなります。そのため、南側の窓に貼る場合には透明度の少ないプラダンは不向きかもしれません。貼り付ける窓によって、断熱シートとプラダンを使い分けるのがおすすめです。
それでも結露は完全には防げないので……
プラダンを両側の窓に貼り付けても完全には結露を防げないので、吸水テープも使用しました。また、換気や暖房器具の使い方も見直しながらカビの発生を防いでいくことも必要です。動画では検証のbeforeとafterを比較できたり、結露対策についてより詳しく解説もしているので、ぜひチェックして対策グッズ購入の参考にしてくださいね。
◆DIY LIFE
「誰でも業者に頼んだようなクオリティに!」をテーマに、なるべくお金を掛けずクオリティの高い仕上がりになるDIYの情報を発信しているYouTubeチャンネル。
YouTubeチャンネル:DIY LIFE
------------------
Writer:ayami
------------------
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。