そもそも電気ストーブとは?
冬の防寒対策として使われる電気ストーブ。遠赤外線の熱によって、ヒーターに面している箇所を部分的に温めるのに向いている家電です。即暖性に優れているので、すぐに手足を温めたいときに本領を発揮しますよ。
ただし消費電力が高めなので、長時間使用するものというよりは寒い屋外から戻ってきて暖房をつけて、部屋の温度が上がるまでの間に体の冷えを解消する補助的な目的での使い方がおすすめです。
電気ストーブの種類と特徴①カーボンヒーター
熱源に炭素(crabon)を使用している種類が「カーボンヒーター」です。ピンポイントな用途で使われることの多いハロゲンヒーターと比べ、少ない消費電力で約2倍の遠赤外線量が出るため、即暖性に優れているのが特徴。体の芯まで温まりますよ。
一般的に、5000円前後〜1万円以上の価格帯で購入できます。
電気ストーブの種類と特徴➁グラファイトヒーター
「グラファイトヒーター」は、名前の通りカーボンの中でも黒鉛(グラファイト)を使用しているヒーターです。カーボンヒーターの仲間ですが即暖性がさらに早くなり、0.2秒で温かくなるのが特徴。そのため、真冬の寒い部屋ですぐに暖を取りたいときにおすすめの種類です。遠赤外線量も豊富なので、体の芯から温まりますよ。
価格帯は8000円前後〜2万円以上が一般的です。
電気ストーブの種類と特徴③シーズヒーター
シーズヒーターは発熱体を金属パイプで覆っているのが特徴のストーブで、「コアヒート」や「セラムヒート」などメーカー独自の商品名が付いています。電気ストーブの中では遠赤外線量が一番多く、かなりポカポカとした温かさを感じられるタイプ。ただし、即暖性はそれほどないので温かくなるまでには1〜2分程かかってしまうのが難点と言えるでしょう。近年では、シーズヒーターとカーボンヒーターそれぞれの長所と短所を補い合うハイブリットタイプも販売されています。
シーズヒーターは1万円〜4万円以上の価格帯で販売されているのが一般的です。
他にも電気ストーブの種類があります!
動画本編では、ガラス管の中が赤くなる基本的な構造で価格がお手頃の「石英管ヒーター」や石英管ヒーターより即暖性がある「ハロゲンヒーター」も紹介しています。じんわりと暖かくなるポカポカした空間を作るのか、即暖性を重視するのかで選ぶ電気ストーブの種類は変わってきますので、それぞれの特徴を理解したうえでどの種類が自分に合っているのかを考えるようにしましょう。さらに、動画では電気ストーブでの電気代の目安や選ぶポイントなども詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
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家電量販店歴10年の経験で身に着けた知識と直前で調べなおした最新情報を交え、役立つ情報やお得情報と、知らないことで損をしないための知識『守りの知識』を発信しているYouTubeチャンネル。
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Writer:ayami
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