オイルヒーターってどんな暖房器具?
オイルヒーターは、電気を使った暖房器具。中のオイルを温め、パネル内で循環させて放熱することで部屋を暖める仕組みです。
オイルヒーターのメリット5つ
オイルヒーターには、主に5つのメリットがあります。条件が揃えば、エアコンより快適に過ごせるはずですよ。
メリット①安全性
火を使わないオイルヒーターは、安全性が高い暖房器具として知られています。表面の温度が60〜80℃くらいまでしか上がらないため、誤って触ってしまってもすぐに火傷をすることはありません。小さな子どもやペットがいるご家庭でも安心ですね。
メリット②乾燥しにくい
温風で部屋を暖めるエアコンやファンヒーターと違い、オイルヒーターは輻射熱と自然対流で暖めます。風が出ないため乾燥しにくく、ホコリが舞う心配もありません。
メリット③暖かさが続く
オイルヒーターは床や壁、天井、家具を温めてくれる暖房器具。電源を切っても、しばらく暖かさが続きます。その特長を活かした「自動運転機能」付きのオイルヒーターなら、節電効果に期待できますよ。
メリット④静か
音がほとんどないため、寝室で使っても睡眠を邪魔することはありません。
メリット⑤メンテナンスが不要
中に入っているオイルは燃やして使うわけではないので、給油も交換も不要です。掃除も、表面のホコリを拭いてあげるだけでOK。
オイルヒーターのデメリット4つ
購入を考えるなら、メリットだけでなくデメリットも理解しておいてくださいね。
デメリット①時間がかかる
オイルヒーターは温かくなるまで20〜30分ほどかかるため、外から帰ってきてすぐに暖まれないのがデメリット。ただ、タイマー機能が付いたものであれば、帰宅時間に合わせて設定しておけばOK。外からスマホアプリで操作できるものもあるので、心配な方は機能性を重視して選んでくださいね。
デメリット②電気代が高い
オイルヒーターの消費電力は、最大1200〜1500W。そのため、どうしても電気代が高くなってしまいます。でも、最大値が大きいのは最初だけ。エコモードや自動運転機能を備えたものを使えば、1時間の電気代は平均18〜19円ほどで済む場合があります。
デメリット③気密性が必要
一度下がった室温を再び上げるには時間がかかるため、空気の入れ替わりが多い家には向いていません。木造の戸建てではほとんど暖まらないという意見もあるので、ご自宅の気密性を確認してから購入しましょう。
デメリット④そのままでは処分できない
自治体にもよりますが、中に難燃性のオイルが入っているため他の家電のように処分できないのがデメリットです。メーカーに回収してもらえない場合は、お住いの自治体に確認する必要があります。
実際の電気代も公開!
動画では、オイルヒーターの使い方やおすすめの商品、実際にかかった電気代も紹介しています。メリット・デメリットと併せて参考にしてみてくださいね。オイルヒーターは、上手に使えば電気代もある程度抑えられます。ご自宅に合う暖房器具を揃え、冬を快適に過ごしましょう!
◆まさとパパの家電チャンネル
家電量販店歴10年のまさとパパが知識と経験を活かし、新たに調べ直した最新の内容を交え、役立つ情報やお得情報を発信しているYoutubeチャンネル。知らないことで損をしないための知識『守りの知識』を広めていきます。
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Writer:あまね
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