VIO脱毛(ブイアイオーだつもう)とは?そもそもVIOとはどこの部分?
VIOの読み方は「ブイアイオー」で女性のデリケートゾーンを指し、脱毛部分の形を表しています。
具体的な「V(ブイ)」「I(アイ)」「O(オー)」とは、それぞれ下記の部分です。
- Vライン・・・下着を履いて隠れる部分。脚の付け根の下着からはみ出しやすい部分をビキニラインと言う。
- Iライン・・・陰部の両側、お尻の手前までの範囲。
- Oライン・・・お尻の穴の周り
つまりVIO脱毛(ブイアイオーだつもう)とは、デリケートゾーンのアンダーヘア脱毛のことです。
最近ではメンズのVIO脱毛や、将来のための介護脱毛も増えています。
VIO脱毛の種類
それでは、VIO脱毛にはどのような方法があるのでしょうか。
VIO脱毛には、
- クリニックでの医療脱毛
- サロンでの美容脱毛
- セルフ(自己処理)
があります。それぞれの特徴とメリットをご紹介します。
クリニックでの医療脱毛
医療脱毛は、医師や看護師といった有資格者が施術を行ないます。
大きなメリットは、レーザーの照射力が高いため一度の施術で高い効果が期待できることです。何回で効果が出るかはクリニックによりますが、短期間で脱毛したい方におすすめ。
照射力が高い分、強い痛みを感じる可能性がありますが、麻酔をかけてもらえることも医療脱毛のメリットでしょう。また、万が一肌へのトラブルがあっても、適切にケアしてもらえたりすることも魅力です。
湘南美容外科などの大手美容クリニックをはじめ、レジーナクリニックやルシアクリニックなどが人気です。
VIO脱毛以外にも、「デリケートゾーン脱毛」「ハイジニーナ(ハイジーナ)脱毛」という名称があります。
サロンでの美容脱毛
ミュゼなどの脱毛サロンは、医療脱毛に比べて照射力が弱く肌負担が少ないことや、値段が安いことなどから気軽に施術を受けられるのがメリットです。
痛みに弱い場合や、1回当たりの料金を安く済ませたい方におすすめの方法といえます。
デメリットとしては、施術者が医師や看護師ではないことと、永久脱毛ではないということが挙げられます。
こちらも、VIO脱毛・デリケートゾーン脱毛・ハイジニーナ(ハイジーナ)脱毛というメニュー名になっていることが多いです。
セルフ(自己処理)
腕や脚は脱毛していても、デリケートゾーンのアンダーヘアは自己処理をしているという方は多くいるでしょう。でも、IラインやOラインはセルフでは難しい部分です。
また、脱毛というよりは、カミソリやシェーバーを使ったシェービングや、除毛クリームを使用するといったケアになります。
すぐに生えてきてしまうため頻繁に処理する必要があったり、肌トラブルになりやすかったりというのがデメリットです。
しない方がいい?VIO脱毛のメリットとデメリット
では、VIO脱毛をするとどんな利点があるのでしょうか。
VIO脱毛のメリットとデメリットをチェックしてみましょう。
VIO脱毛のメリット
VIO脱毛をするメリットは、いくつか挙げられます。
- 自己処理の手間が省ける
- 自己処理よりも効果が高い
- 肌トラブルが少なくなる
- アンダーヘアがはみ出ない
- 見た目がきれい
- ニオイや蒸れなどの不快感が減る
- 衛生的
VIOはデリケートな部分なので、プロに任せることで自己処理の手間やトラブルが少なくなります。
また、下着などからはみ出にくくなって、脱いだときの見た目もきれいです。
さらには経血やおりもの、排泄物が付きにくくなり、衛生的に保てて快適に過ごせることが、最も大きなメリットといえそうです。
VIO脱毛のデメリット
メリットがたくさんあり魅力的なVIO脱毛ですが、下記のようなデメリットもあります。
- 脱毛するときの痛みが強い
- 肌トラブルが起こりやすい
- 元の状態に戻しにくい
- たるみが目立つ
メリット・デメリットをしっかりと理解しておけば、後悔することも少なくなるでしょう。
恥ずかしい?VIO脱毛のやり方
ここまで読んで、ますますVIO脱毛への興味が深まった方は多くいるでしょう。
ここからは、「でもやっぱり恥ずかしい」という方に向けて、VIO脱毛のやり方についてご紹介します。
より詳しく知ることで、きっと恥ずかしさは無くなりますよ。
【VIO脱毛】施術の流れ・やり方
VIO脱毛の施術は、以下のような流れで行うことが一般的です。
- 紙ショーツに着替える
- 肌の状態や事前処理をチェック
- 専用美容液を塗り、照射
- クールダウン
- トリートメントなどのアフターケア
また施術前の準備が意外と忘れがちで、「排泄物やトイレットペーパーが毛に付いていた」「ニオイが気になった」といった恥ずかしいエピソードも。
施術前にはトイレに入り、デリケートゾーン用のウェットシートを使って拭いておくことをおすすめします。
【VIO脱毛】施術時の体勢
ほかにも気になるのは、施術時の体勢です。
VIO脱毛は、V・I・Oでそれぞれ施術時の体勢が異なり、以下のようになります。
- Vライン:仰向けになり、脚を肩幅くらいに開く。紙ショーツをずらしながら施術。
- Iライン:仰向けになり、片足を立てる→立てた脚を倒す。右側と左側を交互に施術。紙ショーツは脱ぐ場合もある。
- Oライン:うつ伏せになり脚を開くか、横向きで上になったほうの脚を曲げて施術。紙ショーツは脱ぐことが多いが、タオルをかけてくれる。
基本的には紙ショーツを履いているので、恥ずかしさは半減するでしょう。
「恥ずかしがられるとこちらも恥ずかしくなってしまう」という脱毛スタッフさんの裏話もあるので、あまり気にする必要はありませんよ。
VIO脱毛の回数・期間・値段
VIO脱毛を考えたとき、何回で薄くなるのか・値段はいくら程度なのかなど、疑問点は多いですよね。
まずVIO脱毛は、どの程度処理をしたいのかで回数や値段は異なります。
基本的に脱毛をするときは、毛周期に合わせ約2〜3ヶ月に1回のペースで通います。
とりあえずアンダーヘアを薄くするだけであれば、医療脱毛では3回程度で効果を実感できるでしょう。
さらに毛を薄くして自己処理を楽にしたい場合、医療脱毛では5回ほどで10万円前後、サロンでは6〜8回ほどで5〜8万円くらいが相場です。
期間でいうと、クリニックで約半年、サロンで約8ヶ月〜1年半ほどで効果を感じられます。
ハイジニーナなど自己処理をほとんど不要になるためには、医療脱毛では約8〜10回で15万円前後、サロンでは10回前後・10〜15万円ほどかかるでしょう。
1〜2年以上の期間が必要なイメージです。
このほかにキャンセル料や事前処理で剃り残しがあった場合のシェービング料、クリニックでは麻酔料金がかかる場合があります。
後悔しないために知っておくべきVIO脱毛のポイント
最後に、VIO脱毛を後悔しないために知っておいたほうがいいポイントが3つあります。
より安心してVIO脱毛するために、ぜひ参考にしてくださいね。
セルフで事前処理をしていく
VIO脱毛は、施術前にある程度の自己処理が必要です。契約時に事前処理についての案内があるため、その方法に従います。
基本的なやり方は、ハサミやヒートカッターでアンダーヘアを短くカットし、シェービングします。
どこまでやればいいのか迷ってしまうIラインやOラインは、粘膜を避け、鏡を見ながら無理のない範囲で行いましょう。
形・デザインを決めておく
アンダーヘアの形やデザインも、実はさまざまな種類があります。申込時に説明があるため、施術までに決めておきましょう。
人気の形は、ナチュラルな逆三角形や台形、ハイジニーナ。ハイジニーナとは、アンダーヘアを全剃りして無毛にしてしまうことです。
ハイジニーナは自己処理の必要がなくなったり、衛生的で快適に過ごせたりすることから人気が高まっています。でも、毛を全て無くしてしまうため元に戻すのは困難です。
「温泉などで恥ずかしかった」「パートナーの好みではなかった」といったこともあるため、後悔しないためによく考えてみることをおすすめします。
迷う場合は、ナチュラルな形を選ぶとベターですよ。
お試し体験しておくと安心
もしお試し体験ができるのであれば、受けておくと安心です。
デリケートなVIOは痛みを感じやすいため、せっかく契約したのに通い続けることが嫌になってしまうこともあります。
また、医療脱毛も美容脱毛も、レーザーの種類はさまざま。また、クリニックやサロンとの相性もあるでしょう。契約前に体験してみて、自分に合っているかどうかを確認することをおすすめします。
VIO脱毛はするべき!さっそく自分に合った方法を見つけて
いかがでしたか?VIO脱毛についての基礎知識を知れたことで、ハードルは下がったのではないでしょうか。
VIO脱毛は、やってみるとメリットにたくさん気付くはず。
ぜひこの記事を参考にして、VIO脱毛にトライしてみてくださいね!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。