家族・子供の写真入り年賀状は賛否両論?
年賀状では定番とも言える、家族写真や子供の写真入りの年賀状。
でも最近では、不快感を感じてしまう人もいるということが知られてきました。
ここではまず、家族写真入りの年賀状がなぜ不快に思われてしまうことがあるのかを確認してみましょう。
家族写真入りの年賀状はうざいの?
家族写真を使った年賀状を送る側の心理として、お宮参りや七五三などで撮った写真をせっかくなら年賀状に利用したいと考えたり、あまり会えない友人などに近況報告をするような感覚だったりと、他意はないものです。
でも受け取る側は、その年賀状を楽しく見てくれる人がいる一方で、「嫌い・いらない」など不快に感じる人がいるのも事実です。
その理由はさまざまですが、家族写真を受け取ることが辛い状況である場合や、興味がない・処分しづらいといった意見があります。
子供だけの写真は要注意
とくに子供だけの写真を送る場合は注意が必要です。
不妊に悩んでいる方や、未婚の場合など、子供の写真を見るのが辛かったり、複雑な気分になったりすることもあるでしょう。
会ったことのない子供の場合は、興味を持てないこともあります。
また、誤配や紛失などで個人情報が漏えいしてしまう危険性があることも頭に入れておきましょう。
大げさに感じるかもしれませんが、相手に届くまでは不特定多数の目に触れ、悪意がなくともどこかで写真が流出してしまうおそれも。
子供だけの写真で、とくに裸や水着の写真などは使わないことをおすすめします。
家族写真を使った年賀状を送るときの注意点
家族写真の年賀状を送る場合、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
ここでは、家族写真入りの年賀状を送るときの注意点をまとめました。
注意点①送る相手を選ぶ
年賀状を送る相手全員に家族写真入りの年賀状を送るのではなく、喜んでくれそうな人を選んで送りましょう。
友人や近しい親族など、親しい間柄で家族に会ったことがある人がおすすめです。
普段親しくしているママ友も◎
相手も家族写真を使うことが分かっている場合は送りやすいですね。
仕事関係の人や家族・子供に会ったことがない人に送るのは避けるのがベターです。
家族写真入りではないデザインの年賀状を別で用意しましょう。
注意点②子供のみではなく家族全員の写真を
子供だけの写真よりも、年賀状を送る本人も写った家族写真を使うのがおすすめです。親の近況が知りたいという意見も多くあります。
自分は写真に写りたくないというママやパパも、親しい人が見てくれるなら写りやすいですよね。
子供のみの写真入り年賀状を送るのは、祖父母や子供が縁で知り合ったママ友などにとどめることをおすすめします。
注意点③手書きでメッセージを添えて
印刷された写真と文章だけの年賀状は、寂しく感じてしまいませんか?
近況報告や相手の近況を気遣うメッセージを手書きで添えると、受け取った相手も楽しく年賀状を読んでくれますよ。
またそうすることで、一方的に送られたような不快な感覚にもなりにくいでしょう。大切な人には心のこもった年賀状を送りたいですよね。
嫌味にならない!家族写真を使った年賀状作成のコツ
ここからは、喜んでもらえる家族写真入り年賀状にするコツをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
コツ①おしゃれな年賀状にする
家族写真の年賀状を送るなら、おしゃれな写真やデザインの年賀状にしましょう。
写真館やスタジオで素敵な雰囲気の写真を撮ってもらったり、ポーズや服装を工夫してセルフ撮影したりすると◎
モノクロやセピアの写真もスタイリッシュですね。
また最近は、ネットやアプリでセンスの良いデザインの年賀状テンプレートがたくさんあります。
お宮参りや七五三、入学式などの写真を使う場合も、おしゃれなデザインで年賀状を作ると良いですよ。
迷ってしまったら、シックなものやシンプルなデザインを選びましょう。
おしゃれな年賀状なら、家族写真も嫌味なく送れますね。
コツ②面白い写真を使う
面白いポーズや服装の家族写真を使うのもおすすめです。
干支のコスプレをしたり、着物なのにおどけたポーズをしたり。
遠近法を使って子供を大きくした写真も面白いかもしれませんね!
年賀状を受け取った相手がクスッとなるような、面白い写真を撮ってみましょう。
コツ③家族写真をメインにしない
大きく家族写真がプリントされた年賀状も良いですが、デザインをメインにした年賀状にするのもおすすめです。
家族写真が控えめに配置されたレイアウトなら、嫌味もなくおしゃれにも見えるので一石二鳥ですよ。
これから写真撮影をするなら、テンプレートなど年賀状デザインを先にある程度決めておくのがおすすめ。
デザインに合わせた向きや幅の写真を撮ることができますよ。
おしゃれな家族写真を撮るアイデア
ここからは、おしゃれな家族写真の撮り方をチェックしてみましょう。
年賀状に使うだけでなく、おしゃれな家族写真や子供の写真を残せるのは嬉しいですよね。
プロに撮ってもらう
やっぱりプロに撮ってもらう写真は素敵なものです。構図やポーズなど、プロならではのアイデアで撮ってもらえます。
写真館やスタジオのおしゃれなセットでの撮影はもちろん、出張カメラマンを手配するのも◎
セルフでは撮れない表情を引き出してくれるでしょう。
撮りたい雰囲気を伝えておくとスムーズに撮影できるため、イメージしておくことをおすすめします。
また、服装はぜひリンクコーデにしましょう♪
定番の白シャツ+デニムをはじめ、白+ベージュもスタイリッシュです。
色や柄を統一したり、小物を合わせたりするのがおしゃれに見えるコツ。
全員で着物を着るのもおしゃれでおすすめですよ。良い機会なのでぜひトライしてみてくださいね!
セルフ撮影なら自然体で撮れる
自然体で撮れるセルフ撮影もおすすめです。赤ちゃんや小さな子供のご機嫌を崩すことなく撮影できるのも、大きなメリットですね。
自宅ならリビングや玄関前などでセルフタイマーを使って撮りましょう。赤ちゃんや子供が部屋や庭で遊んでいるところも良いですね。
公園や海など自然の中で撮るのも、開放感がありおすすめです。自然光で雰囲気ばっちりの写真が撮れますよ。
ポーズや構図は、下記を参考にしてくださいね!
ポーズのアイデア
せっかく撮るなら、ただ並んで撮るよりも工夫して撮りたいですよね。
- 全員で同じポーズをする
- 背の順に並ぶ
- 思い切りくっつく
- 手や足のパーツのみ並べる
- 寝っ転がる
など、家族でできるポーズはたくさん!リンクコーデで服装も揃えれば、おしゃれな家族写真が撮れますよ!
構図のアイデア
構図も工夫してみましょう。
- どアップで撮る
- 被写体を中央にしない
- 被写体のまわりを囲む
- ジャンプするなど動きを出す
構図まで考えてセルフ撮影するのはなかなか難しいですが、いろいろと試しながら楽しく撮影してみてくださいね!
受け取る相手を考えた年賀状を送って
家族写真を使った年賀状は、受け取る相手によっては不快に感じてしまうかもしれません。
送る相手を選んで、喜んでくれそうな年賀状を送りましょう。おしゃれなデザインなら、相手も受け取りやすいですよ。
手書きのメッセージを添えて、心のこもった年賀状を作ってみてくださいね!
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