七五三祝いの年齢はいつ?
3歳・5歳・7歳で祝う七五三ですが、男女で祝う年齢が異なったり、数え年・満年齢・早生まれの場合があったりなど、ややこしく感じてしまっているママやパパは少なくないのではないでしょうか。
ここではまず、七五三を祝う年齢がいつなのかをご紹介します。
対象年齢が分かりやすい早見表にもまとめたので、チェックしてみてくださいね!
女の子と男の子で違う祝い年
七五三を祝う年齢は、女の子と男の子で異なります。
女の子は3歳・7歳、男の子は3歳・5歳で祝うのが一般的です。
でも、地域によって異なる場合も。
東日本では男の子は5歳のみ祝う地域が多かったり、いずれかの年齢のみ祝う地域もあったりします。
親族や近所の神社などに確認してみると良いでしょう。
ちなみに、2022〜2025年までの七五三対象の年齢は、以下の早見表を参考にしてくださいね。
2024年 | 2025年 | 2026年 | 2027年 | |
---|---|---|---|---|
3歳 | 2022年(令和4年)生まれ | 2023年(令和5年)生まれ | 2024年(令和6年)生まれ | 2025年(令和7年)生まれ |
5歳 | 2020年(令和2年)生まれ | 2021年(令和3年)生まれ | 2022年(令和4年)生まれ | 2023年(令和5年)生まれ |
7歳 | 2018年(平成30年)生まれ | 2019年(平成31年・令和元年)生まれ | 2020年(令和2年)生まれ | 2021年(令和3年)生まれ |
2024年 | 2025年 | 2026年 | 2027年 | |
---|---|---|---|---|
3歳 | 2021年(令和3年)生まれ | 2022年(令和4年)生まれ | 2023年(令和5年)生まれ | 2024年(令和6年)生まれ |
5歳 | 2019年(平成31年・令和元年)生まれ | 2020年(令和2年)生まれ | 2021年(令和3年)生まれ | 2022年(令和4年)生まれ |
7歳 | 2017年(平成29年)生まれ | 2018年(平成30年)生まれ | 2019年(平成31年・令和元年)生まれ | 2020年(令和2年)生まれ |
数え年でも満年齢でもOK
先ほどの早見表で、「数え年」と「満年齢」がありました。では、どちらの年齢で祝うのが正しいのでしょうか。
昔は数え年で祝っていましたが、現代では満年齢の方が馴染みがあるため、七五三も満年齢で祝うことが主流のようです。
でも、地域差などもあり、どちらが正解ということはありません。子どもの成長に合わせることをおすすめします。
数え年の計算方法と早見表
「数え年」とは、生まれた年を1歳として、新年のたびに1歳を加えて数える年齢のことです。
少しややこしく感じますが、簡単な計算方法は、
誕生日前:満年齢+2歳
誕生日後:満年齢+1歳
です。
七五三の11月15日に合わせると以下の表のようになります。
数え年 | 1月1日~11月15日生まれの満年齢 | 11月16日~12月31日生まれの満年齢 |
---|---|---|
3歳 | 2歳 | 1歳 |
5歳 | 4歳 | 3歳 |
7歳 | 6歳 | 5歳 |
3歳のお祝いを数え年で行うと、まだ1〜2歳です。
衣装が少なかったり、ゴキゲンが悪くなってしまったりと少し大変かもしれません。
でも、小さいうちの写真を残せるのはメリットかもしれませんね。
満年齢が主流に
現在、一般的に使われているのが「満年齢」ですね。生まれたときを0歳とし、誕生日ごとに年を重ねていきます。馴染みがあり分かりやすいため、最近では満年齢でお祝いすることが多くなっています。
そして実は、写真館などの衣装は、満年齢を基準としていることが多いのです。
とくに3歳の衣装は、満年齢の方が選択肢が増えます。そういったことを踏まえて決めるのも良いでしょう。
早生まれの場合はどうする?
お子さんが早生まれ(1月1日〜4月1日生まれ)の場合、七五三をいつ行うかは迷うところですね。
早生まれのお子さんが満年齢で七五三を行うと、同級生とは別の次年度でのお祝いになります。
5歳・7歳の七五三は、同じ学年のお友達に合わせて数え年を選ぶ家庭も多くあります。
子どもの成長や状況に合わせて、3歳は満年齢・5歳7歳は数え年にするなど、臨機応変に対応しましょう。
七五三の流れは?いつから準備する?
まず、七五三の一般的な流れをご紹介します。
メインとなるのは神社やお寺へのお詣りやご祈祷です。ご祈祷をお願いする場合は予約が必要になることが多いので、参拝する神社を決めたら確認するようにしましょう。
そして、記念写真の撮影はマストでしょう。また家族での食事会をすることもあります。
同日にすべて行うか、別々に行うかは、子どもの年齢や家族のスケジュールによって決めましょう。
夏前に記念写真の前撮りを行うケースもあるので、春ごろから情報収集やスケジュール調整などを始めると、余裕をもって準備できますよ。
七五三のお詣り・祈祷はいつがベスト?
七五三の日は、毎年「11月15日」です。そのため平日だった場合は、その前後の週末や祝日などにお詣りをする家庭が多いでしょう。気候も良いため、子どもも親も過ごしやすく、七五三にはベストな時期でもあります。
『大安』に合わせるべきか気になるところですが、無理に合わせる必要はありません。
吉日の週末は混雑するため、あえて避ける人もいます。基本的には各家庭の都合や考え方で日程を決めてOKです。
また、混雑を避けるなら、9〜10月・12月に参拝しても◎
地域の気候を考慮して決めましょう。神社によっては七五三詣の期間が決まっていることもあるので、忘れずにチェックしてくださいね。
写真撮影はいつが良いの?
七五三は子供の成長を祝う大事なイベント。記念写真はぜひ撮っておきたいですね。
最近では、スタジオアリスなどの写真スタジオで撮影するのが定番。和装だけでなくドレスなどの洋装を選べたり、家族写真を撮ってもらえたりするのが人気の理由です。でも、いつ撮るか、お得な時期はあるのかなど、気になることがたくさん!
ここでは、前撮り・お詣り当日・後撮りのメリットとデメリットをチェックしてみましょう。
前撮りのメリット&デメリット
前撮りは、4月ごろから始まります。
最近では前撮りが主流になってきていることもあり、写真スタジオではプランが充実していたり、お得に撮影できたりします。
人気の写真スタジオでは早々に予約が埋まってしまうことも。早めのチェックがおすすめです。
<メリット>
- スケジュールにゆとりがある
- お詣りとは異なる衣装で撮影できる
- 価格設定が安く、お得になる場合が多い
<デメリット>
- お詣りの服装を別で用意する必要がある
- 夏の撮影は日焼けしていることも
お詣り当日撮影のメリット&デメリット
七五三のお詣り当日に写真を撮ることも多くあります。
祖父母など、参拝に参加した家族みんな揃っての撮影が叶うこともメリットですね。
最近では、写真スタジオの衣装のまま参拝に出かけられるプランも人気を集めています。
<メリット>
- 1日ですべて終えられる
- 着付けなどの準備が写真館でできる
- 出張カメラマンを手配するのも◎
<デメリット>
- スケジュールがハードになってしまう
- シーズン中は早めの予約が必要
後撮りのメリット&デメリット
うっかり予約を忘れてしまったときにもおすすめの後撮り。比較的予約が取りやすいのでおすすめです。
<メリット>
- 予約が取りやすい
- お得なプランがあることも
<デメリット>
- 体調を崩しやすい季節になってしまう
- 年賀状に使いたい場合はデータが間に合わないかも
前撮り・当日撮影・後撮りそれぞれにメリットがありますが、お子さんの成長や性格に合わせて選んであげると、ゴキゲンに撮影させてくれますよ♪
それぞれのベストタイミングで七五三をお祝い♡
七五三をいつするのかは明確な決まりはなく、地域や家庭によって考え方もさまざまでしょう。
一番大切なのは、お子さんが笑顔で七五三の日を過ごせることです。
各家庭のベストタイミングで七五三をお祝いしましょう。きっと良い思い出になりますよ!
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