子供のこころの育て方①土台作りは1・2歳からスタート
家族やお友達を思いやる”優しさ”を育むべくママができることには、どんなことがあるでしょうか?
また、思いやりを育むための教育は、何歳くらいからスタートすべきなのでしょうか?
実は、子供は1・2歳の段階ですでに優しさを培う力を持っています。ママとの関わりの中で、「良い・悪い」などの判別や価値観などが育っています。
この時期から声掛けや気配りをスタートさせると、上手に”優しさ”の気持ちを育むことができますよ。
ですが、3歳以上のお子さんでは遅い!というわけではありません。
3歳以上になると、集団生活が始まり、家庭とは違った社会の価値観や、ルールを知る時期を迎えます。
こうした時期を迎えた子供であれば、これからご紹介する、ほんの少しのママからの気遣いも、すぐに察してくれるでしょう。
子供のこころの育て方②2歳児になると……
相手を思いやる“優しさ”の気持ちを持つには、まず、相手に共感する必要があります。実は、人間は生まれながらにその能力を持っているのです。
2歳くらいになると、“相手が泣いている”など、目に見える変化に反応するようになります。
実際に、お友達が泣いていると、そばに駆け寄って行くわが子の姿を目にしたことはありませんか?
また、成長するにつれて、目には見えないけれど「こういうことをしたら、相手が悲しむのかも。」などという推測ができるようになってくる、とも言われています。
子供のこころの育て方③日常の中で
小さなうちは、相手が悲しんでいることはわかっても、どう対応してあげればよいのか……ということまでは、わかりません。
ママが「泣いている子がいたら、優しくしてあげようね。」などと教えることで、子供の中に、思いやりの芽が生まれます。
また、実際のそうした場面で、ママがどんな反応をしているかを観察し、「良い・悪い」などの判断をすることを覚えていくそうです。
子供のこころの育て方④集団生活の中で
どんな人でも“優しさ”や“思いやり”の気持ちを持っていますが、その定義は家庭によって様々です。
例えば、咲いているお花や草をちぎるのを「かわいそう」と思う家庭もあれば、「元気があって良い」と思う家庭もありますよね。
どちらが正しいというわけではありませんが、こうした価値観は、家庭によって様々です。
しかし、集団生活が始まると、他の家庭の価値観や集団のルールを知ることとなります。
そうすると、社会の中で、どの様に思いやりの気持ちを表したら良いのか、ということを意識するようになっていきますよ。
子供は、言わずとも成長していくもの。
しかし、ママがほんの少し気遣いをして声をかけるだけで、その“優しさ”の芽はどんどん育っていきますよ♡
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