【子どもの褒め方のコツ】4歳頃までが勝負!?
人間には、努力を惜しまない人と、努力を嫌いすぐに諦めてしまう人がいます。
難しいことに挑戦する勇気を持ち、困難を乗り越える力を高めていく人と、最初から難しいことを避けて自分のストレスをなるべく減らして生きようとする人がいます。
愛する我が子に、将来どのような人間になって欲しいかといわれれば、きっと多くの人が”努力を惜しまず、困難を乗り越える勇気と力がある人間”と思うのではないでしょうか?
そのような考え方の基礎は、4歳くらいまでには固まってきてしまうようです。
ある程度固まった物ごとの捉え方や考え方というのは、その後大きく変化させることは難しくなってくるもの。
4歳頃までにどのような考え方を親が作り出していくかに、勝負がかかっているのです。
【子どもの褒め方のコツ】大切なのは「褒め方」
子どもの考え方を大きく左右するとされるのが、”親の褒め方”なのだそう。
我が子を褒める際には、色々な声の掛け方がありますよね。
「〇〇ができるの、天才だね!」
「もうそんなことができるのね、凄いね!」
「さすがお兄ちゃん!」
「お利口さんね。」
これらのような褒め言葉、皆さんも一度は口にしたことがあるのではないでしょうか?
実はこれらは、できれば使わない方が良い言葉なのです。
理由は、子どもの行いの結果に対する褒め言葉であり、そのプロセスや努力に注目していないからです。
我が子が自分で成長する力を身に付けさせるためには、結果ではなく行動を褒めてあげる必要があります。
「〇〇を頑張ったんだね。できるようになって素晴らしいね。」
「もう〇〇ができるの?たくさん練習したんだね。偉いね。」
「小さな子に優しくしてくれてありがとう。〇〇ちゃんも喜んでるね。」
「大人しく静かにしていてくれてありがとう。とても助かったわ。」
これらのように、その子がどのような工程を経て、今の結果に行き着くことができたのかをしっかりと口にして、褒めてあげることが重要なのです。
【子どもの褒め方のコツ】”努力すること”は楽しいこと
上でご紹介したように、結果のみを褒められた子どもと、行動や努力を褒められながら育った子どもでは、”できない理由”の捉え方に大きな差が出てきます。
前者は、生まれつきの才能によるものだと諦めたり、より簡単なものを探そうとしがち。
一方後者は、まだ自分の努力が足りないから、もう少し頑張る必要があると捉えるのだそう。
後者のような考え方ができる人は、自分自身を高めながら成長し続け様々なことにチャレンジすることができます。より広い視野と経験を得るチャンスに恵まれます。
我が子のために親は、努力することは素晴らしく、楽しいことなのだと教えてあげたいもの。
できないことを一緒に探し「一緒に頑張ろう!」「〇〇の練習って楽しいね。」などと、一緒に楽しみながらポジティブな声掛けをしてあげるように心がけてみましょう!
子どもの褒め方のコツ、いかがでしたか?
子どもを褒める時には、結果ではなく”努力”を褒めてあげることが大切。
ちょっとした声掛けの違いではありますが、我が子が素敵な大人に成長していくためにも、ぜひ意識してみてくださいね♪
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。